腱鞘炎の鍼灸治療と自宅セルフケア〜自分で治す編
神戸鍼灸院
unはさみとおきゅうときどきおはり【アン】
前回は腱鞘炎の鍼灸治療についてお話しさせていただきました。
今回は、『治療後の経過と自宅セルフケア』についてです。
《治療を終えてからの心構え》
ここで注意点です！
鍼を痛みの引き金ポイントに当てることで、その日、翌日くらいは少しジンジンするような違和感を残します。
これはわざとこのような生体の反応を起こして、腱鞘炎の炎症と痛みをとっていくのです。
自宅に帰ってから、『余計に悪くなった〜』と思うくらいで十分にいい生体反応です！（笑）
３日〜1週間ほどすると『自分で自分を治す』鍼灸特有の自己免疫作用でゆっくりと痛みがとれてくれます。
早期腱鞘炎の場合、早い方で3回ほどで根治となります。
個人差がありますので、経過が長い方の場合はもう少し治療回数が必要なことが多いです。
《自宅でのセルフケア》
痛みが強い時は、特にこれという運動などもありません。
まずは熱感が局所にない場合は、患部は基本的には血流量を上げるために温めることが良いと思います。
お風呂に入ってお身体全体の血流を上げていくのも良いですし、温かい飲み物や食事でお身体の深部から温めていくのも良いことです。
あとは、痛みが強いうちは痛みの出る動きは避けて、使いすぎないようにテーピングやサポーターなどで冷やさずにカバーする方が良いかと思います。
腱鞘炎はお家でのセルフケアと鍼灸治療を上手に組み合わせることで、ゆっくりと治っていきます。
女性ホルモンが少なくなる時期に負けず、そして力強く、自分をケアしていきましょう♡
しっかりとサポートさせていただきます！
腱鞘炎の痛みが出始めたらなるべく早く、お近くの鍼灸治療院へご相談くださいね＾＾
またご心配な方は整形外科受診後に腱鞘炎の鍼灸治療へ行かれることをオススメします！
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