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五十肩・四十肩の鍼灸治療〜ほったからかしの危険!!

神戸鍼灸院
unはさみとおきゅうときどきおはり【アン】

前回は、肩に起こる初期の不具合に対するセルフケアのやり方について簡単に説明させてもらいました。
今回は、肩の治療のすすめ方、また『放っておくことによる目に見えない危険』についてお話しさせたもらいます。

《肩の治療のすすめ方》
肩の動きが少し悪いなと思いながら生活には困らないので、多くの方はそのままにすることが多いと思います。
神戸アン鍼灸院には補助をしても腕が上がらない慢性の五十肩、四十肩の治療がほとんどです。

もちろんこうなると鍼灸治療時間はかかりますが、コンスタントに鍼灸治療を続けることで上がるようになっていきます。
またお灸と手技療法を組み合わせることで、硬くなった筋肉の塊が鍼治療だけよりも早くほぐれてくれます。

しかし必要に応じて『理学療法士』運動学の卓越した専門の先生のもとで治療を受けていただくようなケースもございます。
やはり時間が経過している五十肩、四十肩の場合は、患者様のためにはそのような連携も必要ですし、医療のあり方としてこれからとても大切なことだ考えます。
患者様のために、一番最適な医療を届けてあげることこそ私たち医療に従事する者がすべき治療のすすめ方です。

《目には見えない部分》
肩関節に異常がないケースにおいて
鍼灸治療でも何でも、五十肩・四十肩の治療はなるべく早く始めることが良いと考えます。
理由は
肩が上がらないことが生活において不便だから
ではありません。

治療を受けに来られる患者様には見えていないかもしれませんが、
肩が動かなくなる=肩の正常な筋肉が衰える】
これが一番のポイントです。

【腕を上げる】という動きにはさまざまな関節周囲にある筋肉がバランス良く作用して、スムーズに腕を上げることが可能となります。
首から肩、上腕の前と後ろ、肩甲骨の上と下、背骨からの肩甲骨、脇の下、
普段何も考えずに腕を上げる動きをしていますが、
本当にたくさんの筋肉が連動しているんです。

肩が上がりにくくなっている=使えていない筋肉がある
上がらなくなればなるほど、その部位は増えていき、筋繊維は細くなり、血流不足により硬くなっていきます。
また細くなくなっていく血管は筋肉を栄養できなくなり、お互いに衰え減少していきます。

私も40代、やはりこのくらいの年齢になると筋肉をつけていこうと思ってなかなか難しいことです。
ですから子供の時から蓄えた筋肉を維持し、衰えさせないことがとても重要だと考えます!

五十肩・四十肩になったことのある方なら分かるかと思いますが、急に上がらなくなるというよりは日を追うごとに徐々に肩の動きが悪くなっていきます。

これは今後、肩周囲の筋肉がどんどん衰えて硬くなっていく事を意味していますし、慢性化すると筋肉の根本にある腱が硬くなり、補助をしても動かすのが難しくなってしまいます。

こうなると、鍼灸治療と合わせて理学療法(運動療法)をプラスしていく必要があるかと思います。
鍼灸治療で筋腱を柔軟にし、血流を上げながら、筋肉に軽い負荷をかけてゆっくりと戻していくことで、自分のチカラで腕が上がっていくようになります。

《肩の触診と筋肉の状態》
上がらなくなった肩の周囲を触るとフワフワしていて力がなくなっていることがほとんどですが、
上がる方の肩を触ると反発力があり、柔軟な筋肉で
あるのがわかります。

何十年と使い続け、しっかりと蓄えられ鍛えられた筋肉ですが、使わずにいつまでも放っておくと、衰えていくのは一瞬です。
ですので、なるべく早くに肩が元の状態まで動くように早期に治療を開始していくことがとても大切なんです^^

また五十肩・四十肩は上がらないその引き金を引いているポイントが必ずあります!
そこを捉えて治療することでどんどん肩の可動域が上がっていきますので、ご安心ください。

詳しくはホームページ、インスタグラムをご覧ください。

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海に向かって下っていただき、山手幹線沿いを西にお進み下さい。
お車の方は、鍼灸院の裏手の『綱敷天満宮』緑のポール(50円/30分)が契約駐車場となっております。

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