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ゆめのやくそく

夜中にふと思い出したんですが
だいぶ前に見た夢の話。

夢の中で、
流氷に乗って移動する街というか国というか
そういう、めちゃくちゃファンタジーな世界の
住人がやってきて、一緒に過ごす的な

とにかく、クリスマスみたいなキラキラした
夜の中の雪の世界だったんですよね。

ディズニーランドのパレードくらい
キラキラしてました。笑

出来ることならずっと居たいくらい。

で、しばらくしたら
その流氷の国の住人に声をかけられて

「これはぜんぶ、夢だから...。
だから、もうすぐ、目が覚めたらお別れだね。」

って、衝撃のメタ発言。
一気に現実に引き戻される。笑

で、氷のかけらをくれて

「だけど、忘れないでほしいんだ。
皆のこととか、この世界のこととか。」

って。

その後、俺、起きてしまって
暫くじんわり来ましたよね。。。

「なんだこの夢!?」って。

で、そのことを夜中に思い出したけど
あれ以来、あの世界にもあの住人にも会えないし
たぶん氷は溶けてしまったんだなって
なんとも寂しい気持ちになるんですが。
(たかが、自分の見た夢なのに。笑)

でも、ふと思ったんです。

あれは一期一会だったけど
あの世界も、自分が起きている時の世界も
結局は一期一会の繰り返しなんですよね。

居心地のいい、楽しい時間があったとしても
その世界や仲間に次も会えるとは限らない。

それは夢でも現実でも変わらない。

だとしたら、溶けた氷の代わりに
自分には何ができるんだろう?って。

そしたら、約束を守るしかないなと思って
で、思い出せない部分とかも、もう直感で
なんとか1枚、ヘッタクソな絵だけど
なんとなく、あの夢の世界を描いてみたんです。

それで日曜日終わっちゃったんだけどね!笑

誰でもなければ
何でもないものを
ひたすら、何のためか分からないけど
もう2度と会うことのない世界を
とりあえず、描いてみた。

ちょっと思い出しながらウルッときたのは
年のせいか、病んでるのか分かりませんが
自粛生活の中で、疲れている世の中に
「こんなキラキラした世界もあるから
キラキラしたやさしい夢が見られますように。」
って願うことくらいしたって
バチは当たらないと思いたいです。笑

そうしたら、もしかしたら
誰かの夢の中で、あの世界はまだ
生きていくのかもしれないから。

たぶん、人生振り返った時に
今日の絵に込めた時間って
人生で一番ムダな時間になるんだろうなって。笑

それでも、向き合ったこの時間とか
ゆめのやくそくを守るとか、究極のムダな
この時間と、あの世界のことは
一生の宝物に出来たらいいなとか。

そんな風に思う夜です。

今夜はどんな夢を見るんだろう。

また描きたくなる世界に出会えたら嬉しいです。

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