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コーデックの基礎 Vol.1|用語を覚える

どんどん複雑化する動画の圧縮『コーデック』を学ぶ。どんな種類があるのか?何を選ぶべきなのか?この記事では、撮影・編集・配信で、押さえておきたい「コーデックの基礎知識」を学んでいきます。

当記事は、動画制作のオンラインサロン 『UMU TOKYO』で公開されたものです。限定公開を目的に有料化しています。公開日:2020/8/21
https://community.camp-fire.jp/projects/view/231393

1. コーデックとは?

PC などで動画のデジタル処理をするためには、動画の情報をデータに変換する必要があります。

プログラミングの「コードを書く」という作業を思い浮かべるとわかりやすいと思いますが、映像・音声をデジタルで処理するために “コード化” することを「エンコードencode)」と言います。ざっくり言えば、映像・音声を “圧縮する” ということです。

逆に圧縮された映像・音声のデータを、いろいろなデバイスで読み取るために “解凍する” 作業のことを「デコードdecode)」と言います。

データを圧縮(encode)したり、解凍(decode)したりする方式のことを「コーデックcodec)」と呼んでいます。

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