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天使になるための試練

講義、講義、演習、演習準備、実習、実習・・・あと何日これを繰り返したら終わるのかな・・・。

成人の呼吸数は平均20回/分。1時間で1200回。これに時間でかけると・・・・。あと何回呼吸をすれば開放されるのか、そんなことを同期と毎日話していた。


講義は朝から夕方まで。技術演習の準備のために夕方居残り。技術演習に向けた事前課題は毎回のごとく出る。しかも手書き。アルバイトをして生計を立てている学生は、徹夜明け、眠い目をこすりながら登校する姿は日常茶飯事。

私は当時、コールセンターの仕事と塾講師のバイトをしていた。仕事の合間に学校の課題ができるから。また、突発的な学校の課題やイベントに合わせてシフトの融通が効くから。


講義が終わるごとにテスト。月・水・金、1時限目からテストがある生活が何カ月も続くことがあった。


実習に向け、看護学生の後半はアセスメント(患者分析)の講義・課題が組み込まれてくる。ペーパーペイシェント(設定上の患者)をゴードンの機能的健康パターンに分類して、アセスメントをしていく。

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オレム、ヘンダーソンの理論など、疾患に合わせてパターンを変えて考えていくこともあった。

机の上に白紙の記録用紙が置かれる日々に苦しめられる、、、。

記録はアセスメント用紙だけではない。
患者情報シート、患者関連図、看護問題提起、看護計画、看護計画実施用紙(俗に言うSOAP)、患者サマリー、、、、。

実習直前には事前課題として、人の発達段階に合わせた生理的、心理的、社会的変化の学び、疾患の理解、疾患に対する治療や看護を自己学習してノートに手書きでまとめる。

書いても書いても終わらない


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