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【にじさんじ】クソマロ企画を見た感想

そもそもクソマロとは

マシュマロはTwitterと連携した匿名メッセージサービスで
簡単に言えばお手紙ボックスみたいなもの
フィルタリング機能が高いらしく配信者の間でも広く使われてるらしい
しかし中にはネガティブな内容や意味不明なものが届くこともあり
それらの「クソマシュマロ」を略してクソマロと通称している模様

【ワードウルフ】クソマロ人狼
出演:長尾景/イブラヒム/三枝明那/不破湊

クソマロたべログ~☆5は誰の手に~
出演:でびでび・でびる/童田明治/月ノ美兎/本間ひまわり/葛葉

クソマロ人狼を見た流れで、約1年前のクソマロたべログも見た
クソマロ人狼の方は創作のクソマロを使った遊びだが
たべログの方は実際に送られたものをネタにしてて切り込んだ企画だった
取り上げているものはなかなか過激な内容のものも多く
誹謗中傷のようなものもあるがそれすら笑いに変えてしまうのが凄かった

笑いに変える力

送り手がどういう気持ちだったかは定かでないが
受け手が傷ついたり悲しんだりしてしまう言葉というのがあると思う
けれど受け手側がそれを笑いに変えるって一番平和的な解決だなと思った

ライバー・配信者は多くの人の注目を浴びるほど
おかしな視聴者に絡まれるという事態も往々にしてあるのだと思う
だからこそ活躍している人たちはこういったものに対する耐性だったり
対処法だったり一線を画すものを何かしら持ってるんだなと感じた

たべログでは、委員長は企画趣旨に則って
レビュアー視点になりきってるのが上手いし面白い
「このメッセージが自分に送られてきたら」という観点をすっ飛ばして
クソマロに対する敵意とかもなく、ただただ品評する審判ポジ
神視点からジャッジしてる位置に視点をおけるのが究極の客観視であった

一方でほんひまちゃんは
「これが送られてきたら自分ならどう思うか」を真摯に考えてて
最初の過激なマロにも優しい考え方で説明しようとするのがこれもすごい
たぶん「自分が攻撃されてる!」ではなく「この人は困ってるんだ!」
みたいな想像の変換をできるのかなと思った
そして最終的にはやんわり解決できる
(本人の論旨が逸れてったりしてそもそも無効化することも)

自分の中でのイメージ……悪意ビームが飛んできた!!
委員長「残像です」スゥー 「そこに私はいませんよ」
ひまちゃん「受け止める!」ぽわわ~ん 「よーしよしよし」無力化!
こんな感じ(適当)

言葉に対する対処力、メンタルの強さとは

クソマロ人狼の方でも語られていたが
主語を大きくしがちとか、クソマロに共通する性質を読み解いていく
ある種の分析的視点というのは物事を客観視できて強いと思う
企画自体が文章に対する意見交換会にもなっていて
他の人はこういう考え方をするんだ、だったり送り主の背景を想像して
こういうことがあったのかもしれない、とか視野が広がる

実はメンタルの強さって「単に聞き流す」ということじゃなく
言われたことに色んな可能性を考えて「自分なりに良い方向へ解釈できる」
ってことなのかもなあと思った
歴戦ライバーに共通するのはそういう思考の柔軟性が高いことかもしれない
こういう精神性、尊敬していきたい

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