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雀魂初めて一ヶ月、点数計算を考えてみた

※点数計算初心者の調べなので、もしかしたらどこか間違えてるかもしれない

麻雀の点数計算

はじめに、麻雀の点数計算はめちゃめちゃめんどくさいことで知られている
wikiの点数計算とか読んでも頭に入ってこないし
点数表とか見ても覚える気がしなかった

麻雀の得点計算 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E9%9B%80%E3%81%AE%E5%BE%97%E7%82%B9%E8%A8%88%E7%AE%97


麻雀点数表で検索してでてくるやつ

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だいぶ簡潔にしようとしてもこの数字の多さ

ネット麻雀では、そもそも計算する必要がない

そもそもゲーム側が自動でやってくれるので計算する必要がない
なおさら覚えるつもりがなく打ち続けていたし
麻雀は別に点数計算なんてわからなくても遊べるゲームなのだ
しかし、ある程度点数の仕組みは知っている必要がある

・1翻増えるごとに点数はだいたい2倍になる
・ただしその法則は5翻で満貫(8000点)打ち止めとなる
・それ以降は、6~7翻で跳満(12000点)、8~10翻で倍満(16000点)
 11~12翻で三倍満(24000点)、13翻~役満(32000点)となる
・親のときは点数が1.5倍 ……などなど

30符3翻3900点 → 4翻7700点 となればほぼ2倍だが
30符4翻7700点 → 5翻8000点 となっても300点しか増えない
さらに6翻→7翻になっても跳満の12000点は変わらない

点数効率の4翻意識

つまり闇雲に翻数が高ければいいというものではなく
点数効率的には4翻を目指すのが良いということを知った

千羽師匠の麻雀講座【第4回】4倍アタックチャンス

この記事を読んだりしてというもの、鳴きは特に4翻を意識した
「ダブ東」or「役牌×2セット」or「役牌+ドラ1」or「ドラ2」と
「食い下がりのホンイツ2翻」or「トイトイ2翻」を組み合わせて4翻

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この鳴きをすると3900(ザンク)、7700(チッチー)となることが多かったので
鳴いたら3翻3900、4翻7700は自然と覚えていき
4翻を目指せばほぼ満貫になる、という風にイメージしていた

しかしリーチした場合は、高いこともあれば安いこともあって
そこのところ違いがよくわかってなかった
「リーチタンヤオピンフツモ」4翻あるのに5200点ってなんか少なくない?と

符の計算と平和(ピンフ)の価値

さらに理解が一歩進んだのが、千羽師匠の麻雀講座【第3回】

「符」が変化するのが大まかに「平和」「門前ロン」が関わっていることを知る
これを改めて考えていた時に思ったのが
ようは「平和」が絡むと10符減る、基本点が必ず減るということ

麻雀を覚え始めて、4翻に近づけようと意識していた頃
リーチと併用して意図的に目指せる役といえば「タンヤオ」「平和」くらいだった
「平和」の役をつけたいがために、なるべく順子を揃えたし
役牌雀頭を嫌っていたもの、それだけこの1翻は大きいと思っていた

しかし、もちろん平和がないより平和があった方が点数は高くなるが
平和がつく=10符減るのが確定する、点数のグレードがワンランク下がる
これって平和の価値は1翻もない、0.5翻くらいしかないのでは?

門前清自摸和(メンゼンツモ)の価値

門前ロンが+10符と、ここも点数ランクに関わるところ
これは逆に言えば門前ロン以外は10符のボーナスを得られない
つまり鳴いてたり、ツモ上がりした場合は10符減っていることになる
門前ツモは1翻役が付くが、これも10符減った上で+1翻と考えると
「門前清自摸和」という役も+0.5翻感覚で考えてもいいのかもしれない

平和と門前清自摸和を合わせた価値

平和0.5翻、門前清自摸和0.5翻と考えると
この両方が組み合わさったピンフツモが実質1翻相当になる
なので平和ツモ(20符)の4翻=5200点が
平和以外の門前ロン(40符)の3翻=5200点と同等になるというわけだ

リーチの価値

逆にリーチは1翻役だが、一発や裏ドラ抽選できることを考えると
裏ドラは1/3くらいの確率で乗るらしいので
3900点のリーチを3回打ったら、3900点、3900点、7700点が取れうるということ
平均すると約5200点なので、実質+10符くらいの点数ランクアップ
ってことはリーチは1.5翻以上の役、みたいな感覚を持てるのではないかと思った

鳴きの場合

鳴いていると「平和」や「門前」の要素が関係なくなるため
なるほど点数がわかりやすかった、ほぼ30符固定で考えることができる
(後述の暗刻や槓子で符が増えるとグレードアップして40符~になる可能性も)

自分なりに表にまとめてみた

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これを自分なりにまとめたらこういう表になった

20符~40符で点数のグレードによってレーン(行)が分かれてる感じで
ツモ上がりをしたら右斜め上に点数がアップする(+0.5翻相当)
秀才クラスから普通クラスにグレードは落ちるけど
そのクラスの中では成績が2倍になりますみたいな感覚
(鳴いてる場合は、門前ツモはないのでこのレーン移動はない)

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さらに符計算の式から
・符が2倍になる=点数が2倍になる=+1翻
という法則があるので、20符n翻と40符(n-1)翻は点数が一緒

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なのでいっそ20符の行も消し去ってこれでもいいかもしれない
このくらいの表ならかなり簡単にまとまっているように思えるんじゃないだろうか!

複雑化の原因、端数切り上げ

上の表で説明しきれたら良かったが、実際は微妙に点数が変わる部分がある
この麻雀の点数計算をわかりにくくさせているのは端数が原因だと思う
計算時に切り上げしてるので、同じ符と翻数でも得点差が生まれるようだ

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各符、翻、子親ごとのツモ時、ロン時の点数とその差を比較した表

例えば親で30符3翻ロンあがりは5760点を切り上げ→5800点なのに
ツモあがりだと1920点切り上げ→2000オールで6000点になる、200点のズレ
切り上げの回数が増えることでこの点差が生まれるので
一人に当てるロンより支払う人数が増えるツモの方が100~200点増えやすい

また親のアガリで1.5倍の場合も
厳密には基本点に対する係数が×4から×6になるという感じなので
30符2翻の場合、2000点の1.5倍は3000点!と単純に行きたいところが……
基本点480×4(子の和了)=1920点の切り上げは2000点だが
基本点480×6(親の和了)=2880点の切り上げは2900点となり100点ずれてしまう

指数計算を含めた式が麻雀を面白くしている一因だとは思うが
端数がとてもスマートではないところ……
ロン上がり点数をツモ点数に合わせて
ツモ上がりは一律+100点とかのがわかりやすいんじゃなかろうか、うーん
この100点200点の差を覚えようと思うとだいぶめんどくさい
その点で25符(七対子)、50符は端数がでないのでわかりやすくなっている

暗刻や槓子で符が増えるパティーン

30符や40符の場合が多いとはいえ、一般的な点数表には50符~110符まで書いてある
面子、雀頭、待ちとかの細かい条件で符が加算されるようだ

検索で出てくるすごくわかりやすい表↓

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引用元:https://casinoconcierge.cc/fu-calculation

どういうとき符が大きく増えるのか
各メンツが以下の条件で、符が倍々に増えていく

2~8牌 < 19字牌
明刻 < 暗刻 < 明槓 < 暗槓

2~8牌よりも19字牌、明より暗、刻より槓が多いほど符が大きくなる

符が10点増えれば、点数ランクが上がると考えるとどんなパターンがあるか?

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例えば2~8牌の暗刻なら4点、これが3つあれば12点だが
暗刻が三つあったら三暗刻やんけ!という感じで
珍しい上に符計算しなくても翻数だけで満貫いってそうな勢いだ

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なので実際は19字牌の暗刻以上、もしくはカンが絡むときに
点数アップの可能性があるといったところ

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2~8牌の暗刻がある or 19字牌で鳴いている +4符
19字牌の暗刻がある or 2~8牌で明槓をしている +8符
のいずれかを組み合わせて+12符

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2~8牌で暗槓している or 19字牌で明槓している +16符

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19字牌で暗槓している +32符

麻雀点数計算機DX:https://mahjong.org/tensu/tensu-calcdx.html

19字牌の暗槓≒ドラ1

特に19字牌で暗槓で+32符っていうのが思ったよりすごい
30符→60符となれば、符が2倍になる=+1翻=ドラ1個と同等
不要なカンをするとリスクを増やすだけだとよく聞くものだけど
19字牌の暗槓ならドラ+1確定みたいなもんだと考えるとなかなかでかい気がする

鳴いて發、ドラ1は30符2翻2000点の手だけれど
暗槓發、ドラ1なら60符2翻3900点、さらにこれが門前なら70符2翻4500点
リーチかけたら3翻で満貫8000点という、めちゃめちゃ変わるなと思った

まあ役牌暗槓なんていうのはそんなにないけど
これが1翻相当だと知っているのはなかなかでかい情報のように思った

雀魂一ヶ月の点数計算まとめ

いろいろと複雑なので、数値とか計算や表を間違えてないか心配なところ
書いてることも正しい考え方なのかわからないし
逆に周知の事実だったり、すでに似たようなことがどっかに書いてあるかもしれない

でも自分なりに点数計算の考え方をまとめた表を作れて
2行×4列の8項目に簡易化できたのはだいぶ整理できた気がする
あと平和の価値、門前ツモの価値、リーチの価値の見方を少し変えれたし
カンの価値、19字牌の価値についても新しい感覚を持てるようになったと思う
点数計算で麻雀はまた奥深いなと思った

おまけのグウェルさん

【祝 決勝進出】点数計算を覚える【雀魂】【グウェル・オス・ガール / にじさんじ】

去年(第一回)の麻雀杯のとき
まだ初心者の頃に決勝まで突き進んでしまったグウェルさん
強くなるためなら他に覚えることがまだまだあった段階で
へたなラス確上がりをして大会を破壊しないために点数計算を覚えるという内容
理由もやりだすこともグウェルさんらしいや

符計算なんてやらなくていいよ、というリスナーの助言が多かったが
一応気になるものだからこんな頃からざっと符計算を理解し始めていた
初心者でここまで符計算やりだすやつおらんやろ
みたいなツッコミが飛んでておもろかった
暗槓で符がめっちゃ増えるってことも、この動画内で登場する

そしてこの頃のグウェルさんは結構なろう系麻雀だった
第二回麻雀杯で後継者ういはちゃんになろう系麻雀伝授してたことが
ちょっと繋がってきてじわじわきた

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