ちいかわワールドがつらすぎる

Twitterで人気のちいかわ、かわいくて大好きでいつも見ています。
キャラクター自体はかわいいのだけど、ナガノさんが投稿するちいかわ漫画が独特で、いつも不思議な気持ちになっていたのだけど
昨日ちいかわの漫画の本質を見抜いたツイートがバズっているのを見て、
やっぱりそうだよなあ・・・と思ったのでちいかわ漫画を読んでいて思ったことを書いていく。

実はちいかわ漫画が本当にツラくて、なんかもう二度と読み返せないな、、と思うくらいつらくてめちゃくちゃ泣いた。
ほのぼの漫画と思いきや、とんだリアリティショーだよ・・・

何がつらいかというと、ちいかわが自分に重なってしまうから。

問題の草むしり検定編

わたしが「ヒッ」となった問題の草むしり検定編のあらすじをざっくり。(セリフのところは要約してます)

ちいかわは草むしり検定5級の資格を取得して、報酬をもらってハチワレにプレゼントをあげたいと考えていたんですよね。
だからそのために資格の本を買って勉強をスタートする。

ちいかわ宅にきたハチワレは資格の本を発見して初めて、ちいかわが資格を取ることを知るわけなんだけど
そのあと古本屋さんで草むしり検定の資格の本を見つけたハチワレは「報酬アップ」に惹かれたのと「ちいかわと一緒に受かって喜びを分かち合いたい」がためにちいかわに内緒で一緒に受けることを決意。

その後ちいかわとハチワレそれぞれで勉強している描写があるのだけど、

ちいかわ→資格の本に付箋を貼りまくるし、真面目にちゃんと勉強している様子。

ハチワレ→ちいかわより後に勉強スタート。夜食を食べながらちょっと勉強してすぐ飽きて漫画を読んでしまったりしている。

そんな感じで迎えた試験当日、緊張して会場に向かうちいかわに後ろからハチワレがやってきて
「実は勉強してて、、、一緒に合格して報酬アップさせよう!」
と言う。

二人の試験中の描写は

ちいかわ→頑張って解いている。

ハチワレ→「全然わかんない、、」って声に出ちゃってる。

試験が終わった後合流したちいかわにハチワレは「難しかったね、、わかんないところ適当に答えちゃった」などと言って、ちいかわも同じだと知ると一緒にきゃっきゃする。

試験後、試験の合否が気になって仕方がないちいかわとあっけらかんとしてるハチワレ。

そして試験結果を二人で見に行く。
結果はハチワレは合格してちいかわは不合格。
その日は落ち込んでいたちいかわだけど、後日ハチワレに合格おめでとうのプレゼントを渡して、
気を取り直してもう一度草むしり検定5級を受けることに。

2回目の検定までに勉強している描写ではハチワレがちいかわに問題を出していた。

迎えた2回目の検定の日、ちいかわの試験後に迎えに来たハチワレが手応えを聞くと
手応えがあるわけではないような反応。(わかんない、、と言った感じ)

2回目の結果も不合格。
泣きながらも笑顔を作るちいかわと、何度でも応援するからね!というハチワレ。
2回目の検定までの話はこんな感じ。

努力が報われない人たち

ちいかわの、真面目に努力しているのに結果に反映されない感じ、めちゃめちゃ身に覚えがある・・・

これ、ちいかわだけが受けている検定なのであれば「草むしり検定めちゃ難しいのかな?!」と想像することもできたけど、
後からちょろっと勉強しだしたハチワレも一緒に受けて合格してしまってるのがもう言い訳できない。
なんならウサギはさらっと3級に合格している。

みんなで受けたことにより
ちいかわは真面目にやってるのに何故かうまくいかないポンコツ
だということが露呈してしまった。

ねえ、めちゃめちゃわたしだよそれは・・・
ちいかわほど真面目ではないにしろ
中3の受験勉強、1年間超ツライ思いをして勉強頑張ったのに偏差値が勉強を初めた4月と勉強納めの3月で変わらなかったことを思い出した・・・・・・・・・・・・・(そして第一志望の高校には落ちた)

小中高一貫して勉強というものが好きになれなかった。
1秒も好きだと思った瞬間はないと思う。
でもあまりにも勉強しないで低い点数を取るとさらに面倒くさいことになるからテスト前にはちゃんと勉強はしていたけれど、それでもわたしはずっと平均点か平均以下だった。

ちいかわは授業中真面目にノートを取って
先生が「ここテストに出るぞ〜」と言えば赤ペンでわかりやすく強調するけど
ノートを書くのに必死で先生が話してる内容は聞けてないタイプなんだと思う。
一生懸命なのは間違いないのよ・・・・・・・・・(泣)

なんでもそつなくこなせるタイプの人

なんでかな、ちいかわの世界でも現実世界でも何故かポンコツの周りには要領がいよくてなんでもうまくできちゃう人が寄ってきたりする。

ちいかわワールドではハチワレがそうで(ウサギは天才タイプ)、勉強から試験合格までまさに要領がいい奴で。
要領がいい人って広く浅くなんでもこなせちゃうんだよね。
会社で重宝されるやつ。会社で早々成り上がれるやつ。

ポンコツなわたしからすると要領がいい人のことは違う星の住民だと思っているのだけど、どうしてか惹かれ合う・・・
思えば中学での仲良しグループはわたし以外の全員成績はいつも学年トップだった。
高校からはレベルがみんな似てるからわからないとして、
歴代のどの彼氏も勉強が出来る人が行く学校を出ていて社会人になってからは仕事ができる男だった。
わたしとは真逆すぎて、どうやったらそうなれるのか教えてほしい。

わたしにないものを持っているし、しっかりした人がいると安心だから自分と真逆な人が周りにいるのはいいんだけど
近しい存在だからこそ自分と比較して悲しくなってくるんだよね。
違う星の住民と思うってただの暗示だし、実際は同じ星に住んでるんだもの。
勝手に劣等感を育てて、落ち込んでしまうの・・・。

ちいかわはハチワレと比較して落ち込んでいる感じはなさそうで、どうかそのままでいて欲しい。。

ポンコツの唯一の救い

ちいかわのような、素直で愛嬌があって一生懸命なポンコツに限るけれど
ポンコツの唯一の救いは、愛されやすいことだと思う。

ちいかわワールドはハチワレもウサギもいて、なぜちいかわがメインなのか。

そんなのはな、、
圧倒的にかわいいからだ!!!

漫画の主人公ってポンコツ多いのも、
(最近はチート主人公もあるけど、主流はポンコツ気味)
社会ピラミッドのとおり、カースト上位はてっぺんの一握りしかいなくてほとんどの人がポンコツ寄りだから、ポンコツのほうが共感されやすいのだと思う。
コロ助もコジコジもかわいいよね。

普通に現実でも、なんでもできて完璧な人よりはクズとかちょっと抜けてるくらいのほうがモテる。
なんでもできて完璧寄りな人は、最初憧れ的な意味と条件的に好都合だからってことでモテるけれど、完璧なだけだと末永く愛せるかは微妙な場合が多い。
女の場合、しっかりした分だけモテからは遠退くイメージ。

末永く愛されるには、
「この人にはわたし(俺)がいなきゃダメだ...守ってあげなきゃ...」と思われるような
滑稽さ、応援したくなるような不完全さや隙があることは必要不可欠なんじゃないかと思っている。
滑稽さは可愛げなんです!!

ちいかわもまさに、頑張って勉強したのに草むしり検定不合格で、落ち込んでいる姿は可哀想でかわいい。
ヨシヨシしてあげたくなるかわいさ、保護してあげたくなるかわいさ。。

そんな感じで、ちいかわワールドがリアルすぎて病んだのだけど
どうかちいかわが自分がポンコツなことに気付くことなく、
遊んだりご飯を食べたりして幸せを感じでくれたらいいなと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?