ホワイトジャガイモ

朝五時に起きてシャワーを浴びるとすごく寒い。
ので、「まだまだ春は先だな」と思っていたのに、ちょっと目を離した隙に木蓮がもう蕾を割っている。

すぐ桜が咲いてすぐ散るだろうな。

今年は花見をしてみたいかもしれない。

大学生の時伊勢丹で手毬寿司弁当を買って新宿御苑で食べようとして、突風に煽られた砂ぼこりで寿司も顔面もゴミだらけになってからずっと花見をしていない。

何かから帰る途中で夜桜を横目に見たくらいだ。

花が見たいな……と言ってすぐ思い浮かぶのは昭和記念公園だな。

近いし、広いし、代々木公園ほど人が多くない。あと花が多い。そして広い。

去年か一昨年行ったときはチューリップがすごかった。

土がカラカラに干からびてたけど沢山咲いててきれいだった。

行きたいな～……と思ってるうちに眠ってしまって何も行動しないまま二か月くらい経ってしまうのが自分のまじで悪いところで、今年はそれを直そう直そうとしているもののなかなかうまくはいかないものだ。

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明日は出社なので肉じゃがを煮た。

同時に昼に作った豚汁も大量に残っていて鍋が満員になった。

肉じゃが、いつもは欲張ってインカのめざめで作っているのを、今回は芽が出て半額になってた男爵で作った。

皮剥いた時、あまりに白くてびっくりした。

インカのめざめはすごく黄色いので、それに慣れると普通のジャガイモが純白に見えて面白い。

慣れってすごいね。

男爵イモを「男爵イモだ」と意識して調理したのは初めてかも。

煮崩れしにくいだけあって、ちょっと火から遠い位置にあったやつに全然火が通らなくて困った。

フタを食洗器に入れてしまったせいで完成するまで見張ってないといけなかったから。

肉じゃがは大抵しらたき以外の具を早めに煮込んで半分くらい経ったら落し蓋のつもりでしらたきを上に広げている。

その上にさらにキッチンペーパーを載せる。

そのとき、キッチンペーパー越しに触るしらたきの感触はかなりねこのおなかに近くて良い。