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ランプの魔人について考えた7/4の日記

 もしランプの魔人がランプじゃなくて身体に住んでいたのならどうなるんだろう。頑張って吸い込めばきっと身体に入ると思うんだよね。魔人の主成分は煙だろうし。それは魔人の出囃子が必ず「モクモクモク!」であることからも察せられる。
 もしランプの魔人が身体に住んでいた場合呼び出すときは身体のどこかを擦ることになるんだろうな。

 一人暮らしの寂しさからフリーマーケットで買ったランプを何気なく擦ってみたら中から魔人が飛び出してきて、ビックリしちゃって「えっ!!??」って言おうとしたんだけどあまりにも未知の存在すぎて声が出なくて息を吸うだけになってしまった。その息を吸う力が強すぎて魔人が肺に入っちゃってそのまま住むことになってしまって、生きづらくなったのだけれどそんな私にも理解のある彼くんが出来ました。それでなんやかんや日々を楽しく生きていたりしてるんだろうな。
 彼氏にはずっと魔人のことだけは話さないでいたんだけど彼氏とデートとかしたりして頭を撫でられてしまってその拍子に魔人が出てきちゃうんだろうな。デート中に出てきちゃったからなのか魔人も魔人サイドでなんだか気まずそうな顔してて、「あ、すんません……」みたいな。「なんで出てくるの!」って問いつめたら「そういうシステムなので……」って返事をされるんだろうな。
 これは終わったと思って魔人をもう一度吸い込んだあと恐る恐る彼氏を見てみるとやはりぽかんとしていてこれはもう話すしかないと思って全てを話したところ意外にも受け入れてくれた。あ、そうだ私の彼氏は“理解のある彼くん”なのであった。
 良かった〜とほっとして思わず胸を撫で下ろしたところその行為で再びまた魔人が出てきちゃうんだろうな。

こんなマンガ誰か描いてください。絶対読まないので。

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