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初手紙、差し入れ

2023.9.6

解散命令請求の方針が報じられて大きく事態が動き始めた中、徹也さんに初めての手紙と差し入れを送った。

今までなかなか勇気が出なかったが、支援者さんのやりとりの中で「先は長いしこれからですので、是非応援の気持ちを届けてあげてください」との言葉をいただき、「そうか。先は長いんだった。」と気づいたのだった。
私はなぜ「乗り遅れた」ような気持ちになっていたんだろう?

誕生日前に手紙を届けたかったが、郵送にかかる日数と届いてから拘置所のチェックを受けて本人の手元に渡る日数、拘置所の閉庁日を考慮すると間に合わないかもしれないと思った。

現金書留なら少し早く届くかも?と考え、現金書留に手紙を同封して送ることができるか大阪拘置所に確認すると、「接見禁止されてる人じゃないですよね?」と。
一瞬頭が真っ白になったが「はい」と答えると「大丈夫ですよ」の回答。

気にしすぎかもしれないが、終始感じよく応対してもらったものの「誰宛の差し入れか見当ついているんだろうなあ」と思わせるにこにこ(ニヤニヤ)した雰囲気があった。

手紙を書き、郵便局が閉まるギリギリに駆け込んで現金書留の封筒を購入、住所を記入して再度窓口に持っていくと、「はいはーい」と職員が笑顔で受け取って封筒をはかりに勢いよく乗せたまではいいが、宛名を見て一瞬真顔の表情になり私の顔を見上げようとして途中で思い直して目を逸らす…という動揺ぶり。

こちらも走っただけではない滝汗をかきながら、できるだけ平常心で受け答えした。今日はたくさん変な汗をかく。
でもやっと送ることができた。ほっとした。




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