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ホントノワタシ

HoneyWorksの曲の一つに、「ホントノワタシ」という曲がある。


心の苦しさ、リアルさで、大体泣く。
嗚咽号泣する時は、大体心が疲れてると知る。

歌詞のどこを切り取っても、共感してしまう。

萌奈ちゃんは、曲からの推察だと、とても自己肯定感が低い。だからこそ、共感する。

わたしは自己肯定感が皆無。
基本誇れることなんて何も無い、ただいつも想いだけは強い。きっとそれだけで生きている。
幼い時、褒められた記憶が無い。
学生の時、楽器を専攻しており、レッスンをしてもらっていたが、そこでも褒められたことはまず無い。

今日、職場の施設で行っている習いごと教室のミニ発表会があった。発表会が終わったあと、子どもたちはみんな保護者の元に駆け寄り、ママやパパと「頑張ったね!よくできてた!」って笑顔でハグをしていた。

『あぁ、わたしが、ずっと求めていたものだ…』と、その姿が微笑ましい反面、苦しくなった。
たった、それだけ、、その言葉とハグだけで良かったんだけど…、

高校3年生、吹奏楽コンクール金賞取って九州大会に進んだ。会場は自分の住んでいる県だったため、「本当に最後だから見に来てほしい」とチケット渡して伝えていた。来なかった。3年生の他の子の家族はほぼ来ていた。家に帰ったら『ごめん、○○(弟)の用事で行けんかった』って。仕方ない。だけど、寂しかった。

今日のその子どもたち、家族の姿を見て、思わず思い出してしまった。

わたしは、期待されるような子でも、良い子でもなく、出来損ないで、誇れることなんて何もなくて…
だけど、時々、そんなわたしを褒めてくれる人がいる。
嬉しいけれど、怖くもなる。ホントノワタシは、、、



何も出来ない、特技もない、良い子でもない、拗らせてて、めんどくさくて、、、
それでも、やっぱり、心のどこかで、上手にできたら褒められたいし、認めてもらいたいし、胸張れることできたら喜んでほしい。

ホントノワタシを認められないのは私自身。

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