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塩田千春展:魂がふるえる を観て気持ちが軽くなった話

2019年6月から始まった塩田千春展 森美術館(~10月27日) 始まって程なく足を運んだ。

本展は、塩田千春の過去最大規模の個展です。副題の「魂がふるえる」には、言葉にならない感情によって震えている心の動きを伝えたいという作家の思いが込められています。


壁の作品説明の文言

人間の命は寿命を終えたら、この宇宙に溶け込んでいくのかもしれない。
もしかしたら死は無と化すことではなく、何かに溶け込んでいく現象にすぎないのかもしれない。
生から死へ、消滅するのではなく、より広大なものへと溶け込んで行く。
そう考えれば、私はもうこれ以上死に対して恐れを持つ必要がない。
死ぬことも生きることも同じ次元のことなのだ。

塩田さんの作品を観て回って、魂に響いた文言。


画像の赤い糸が、生(船)から死(空)へ溶け込んでいくイメージそのまま。

死が“空に登っていく”のではなく、より“広大なものへ、空、宇宙の空間へ拡散し溶け込んで行く”メッセージを受け取った気分。

気持ちがフッと軽くなった。。。



読んでいただいてありがとうございました。

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