「海と糸」いつもの土曜日
今日はあの日だ
3月11日。
私は福島県で生まれ育ちました。
あの日のことは今でも言葉にすることはできません。この先もきっと一生、言葉にすることなどできないような気もします。
ふとした光景に思わず涙が溢れてしまうこの日
私はあえて、いつも通りに普通に過ごすことに決めました。
生きているということにめいっぱい感謝して
どおってことない、いつもの暮らしをめいっぱい味わう
だから今日はそんな私のいつもの土曜日の話
***
2023年3月11日、土曜日。
早朝の地震で目が覚めました。
嫌な感じ・・・胸がドキドキする。
そんな嫌な空気をどこかにやってしまいたくて、家中の窓を開けて空気を入れ替えます。
今日はシーツと布団カバー、枕カバーも全部外して洗濯をする!
いつもの週末ルーティン
天気が良さそうだからぜーんぶまとめて洗ってしまおう。
洗濯している間にコーヒーを淹れて編み物
丸いミニたわしを3つ。
な〜んにも考えなくて良い、簡単な編み方は瞑想がわり
朝からドキドキした心も少し落ち着きました。
洗濯物を干したらカメラを持って散歩へ。
毎日パソコンにへばりついて座りっぱなしだから、週末は意識的に運動するようにしています。
と言っても近所を散歩する程度ですが・・・
真っ白な大きな花をたくさん咲かせた木に出会いました。
この木は何という名前なのだろう?
白い花がとってもキレイでした。
道端の花壇にも春の気配
名もなき道端の小さな花壇でも、手入れをする人がいると思うと何だか心が温まります。
素朴な小さな花でも、大切に手入れをする人がいる
毎朝そこを通るたび、元気をもらえる人もいる
目立たなくても、小さくても、きっと誰かがあなたを見ているよ、あなたが幸せにしている人がきっといるよ、とそんな言葉をかけたくなりました。
(ふと、これはわたしが言って欲しい言葉なのかもしれないと思う。)
なんだか、おなかが空いてきた。
そういえば朝ご飯を食べていなかった。
昨日の夕飯がいつもより遅かったから、朝は胃がもたれていて、何も食べなかったんだ。
あ〜あ、お弁当を持って来れば良かった。
こんなに天気もいいのに。
スーパーに立ち寄って足速に家へ帰る。
それにしても今日は暑い。
家へ着いて、お昼ご飯のサンドイッチ作り。
今日はキュウリとハムとチーズのサンドイッチ。
キュウリの厚さがバラバラ
そういえば高校生の時、喫茶店でアルバイトをしていてサンドイッチの作り方を教わったなあ。
キュウリは向きをちゃんと揃えて綺麗に並べなさいと店長さんが言ってた。
そんなことを思い出しました。
半分に切ったサンドイッチの切り口を眺めるのが好き。
キュウリのせいでガタガタ。
昔からサンドイッチが好きでした。
おなかが空いていたので、サンドイッチはあっと言う間になくなりデザートにデコポンをいただく。
お店では、糖度13度と書いてありました。
13度と言うのは、どれほど甘いのだろうか。
皮を剥くのが面倒・・・・
うん、甘い!
とっても甘い!
さすが13度だ!
途中で皮を剥かなくても全然平気だと気づく(笑)
お昼を食べたら
あれや、これや、やらなければならないことを終わらせる。
私はいつもギリギリまでやらないタイプ。
で、ギリギリになって焦るタイプ。
夏休みの宿題とかいつもそうだった。
4時ごろ、ようやく一区切りでミルクティーを淹れる。
ミルクティーに桜餅の組み合わせってどうよ、って思うけど・・・桜餅は今の時期しか食べられないからついつい買ってしまう。
ミルクティーを飲みながら、楽しみにしていた本を読む。
お探し物は図書室まで
大好きな石井ゆかりさんが解説を書かれている。しかも、著者メッセージ入り特別カード付き。(初回配本限定らしい)
素晴らしい!
まだ第一章しか読んでいないけれど、間違いなくこれは大好きな本になりそう。
夕方
洗濯物を取り込んで、夕ご飯の支度。
今日はこの蓮根できんぴらを作ろう。
あとはご飯とお味噌汁、いつも通りシンプルな夕ご飯
のはずだったのですが・・・・・
蓮根を切っているときに親指の付け根に激痛が・・・
もしやもしや、、、、これは腱鞘炎というやつ??
そんなわけでここで終わり(泣)
こんな終わり方の予定ではなかったのですが・・・・
親指が痛い・・・・(笑)
ではまた来週!
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