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オンラインショップをやってて、よかったなと思う瞬間ベスト3

細々とオンラインショップをやっています。

販売しているのは主に手編みの食器洗いです。

作るのは1週間に1個とかスーパースローペースなので在庫がいつも0個

ほぼほぼ開店休業状態・・・(苦笑)

本当はもうちょっと頑張りたい。

頑張りたいな。


そんな風に思えたのはご注文くださった皆様のおかげです。

オンラインショップ、どうしようか悩んだ時期もありましたが、今は本当にやっててよかったと思います。

ということで、今日はオンラインショップをやっててよかったなと思う瞬間について記事にしてみます。


ベスト3

注文が入った時:「想い」が伝わってよかったなあ

私が販売しているのは、オーガニックコットンで編んだ食器洗い。
教えてくれたのは、20年前に出会ったカナダのおばあちゃんです。

食器洗いを作っている理由はこちら


今は環境に配慮した食器洗いが様々あります。

へちまたわしとか、セルローススポンジとか

そんな中でもわざわざ私が編んだ食器洗いを選んでくださった、ということがとても嬉しいのです。


地球に優しいものを選ぶって、地球に優しい暮らしをするって、地球を大切にするってこと。それって、自分を大切にするってこと。

うまく言えないけれど

私はただ、天然素材の食器洗いを販売しているのではなくて、手作りの温かみとか、人や地球を大切に思う心の豊かさみたいなものを販売しているつもりです。

注文してくださった方は、その想いに共感してくださったのだなと思うから、なんだろ「売れた!」っていう嬉しさじゃなくて、「伝わった!」っていう嬉しさがあります。


ベスト2

感想を聞けた時:人の温かさを知れて、よかったなあ。

食器洗いを注文してくださった方の中にはレビューを登録してくださったり、感想をメールしてくださる方もいらっしゃいます。

それで、優しい気持ちで食器洗いができますとか、作り手の想いに共感しましたとか、大切に使いますとか、そんな感想を聞けた時がとても嬉しいです。


在庫がずっとゼロだった時は「やめないでください」とメッセージをくださった方もいます。

どんな想いで食器洗いを注文してくださったのか、手にとって何を感じたのか、とっても長いメッセージをくださる方もいます。

その度に私は思わず涙がこぼれました。

額に入れて飾っておきたいくらいの言葉たち

ああ、人ってこんなにも温かいんだ、優しいんだ。素敵だなあ。

そう思うことができた。


だからオンラインショップをやっていて本当によかったなって

この気持ちを大切に、忘れずに、ブレずに、私にできることを続けていきたいなって心から思っています。


ベスト1

リピートしていただけた時:誰かの暮らしに役立ててよかったなあ

何よりも嬉しいのはリピートしていただけた時です。

食器洗いは毎日使うものなので、ヘタってきたら新しくしますよね。

その時、海と糸の食器洗いをもう一度使ってみようと思っていただけたら、それって、その方の暮らしの一部になれたってことだと思うから。

私はあくまで、日用品を作りたい。

誰かの暮らしにそっと寄り添う、面倒な食器洗いのたびほんの少し心が安らぐ、そんな存在になりたいから。

リピートしていただける時が一番嬉しいです。


そして、リピートしてくださる方はたいがいブログも読んでくださっていて、あの記事が好きですとか、私も同じような経験がありますとか、読むと心がほっこりするとか、言ってくださって。

私は再び泣きます。。。


20年前にカナダのおばあちゃんが教えてくれた食器洗い、自分のためだけじゃなくて、誰かのために編めるって、とても幸せなことです。


***

オンラインショップ、小さくひっそり、もう一度始めてみようと思ったのは実は最近のことです。

海と糸の食器洗いを使ってくださる方が一人、また一人とふえて

自分の心がようやく定まった気がします。


私が作っているのはただの食器洗い、いつかは捨てられるもの。

でもそういうものを大切に使う暮らしが、いいなあって思います。

そして、そういう暮らしをいいなあって思う人と繋がれて、暮らしの一部になれる、それがオンラインショップをやっててよかったなあって思うことです。


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