好きな言葉を3つ挙げると、その人がわかると聞いたので
突然ですが、好きな言葉は何ですか?
好きな言葉を聞くと、その人が大切にしていることとか
人となりとか何となくわかる気がします。
誰かのたった一言が
何年もの間、心の支えになったり
辛かった日々を癒したり
一歩を踏み出す勇気をもらえたり
そんなことってありますよね。
言葉の力は偉大だ
そんなわけで、今日は私の好きな言葉を3つ紹介したいと思います。
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ひとつめ
私の趣味は海外文通なのですが、文通相手は言葉選びがとても素敵です。
ある日の彼女の手紙にはとても素敵な言葉がつづられていました。
この手紙を受け取ったのはもうだいぶ前ですが、ずっとずっとお守りのように大切に心に持ち続けてきた言葉です。
どんな状況でも、たとえ辛くても、苦しくても、楽しむ気持ち、楽しもうとする気持ちを忘れない。
それがとても難しいと感じる時期もあったけれど、休日の朝のちょっと贅沢した朝ごはんのように、ほんの些細なことでいいから人生を楽しんでみる。
そういう心持ちで生きられたら、人生はほんの少し楽になるのではないかと思うのです。
ふたつめ
29歳の誕生日に、ある人が描いてくれた絵にあった一言
20代後半から30代前半の頃、私は本気でカナダに移住したくて
頑張って頑張って頑張っていました。
「月を目指して星となれ」の意味は、
月を目指して努力した日々はたとえ、その夢が叶わなかったとしても、そこで出会った人や、経験は決して無駄にはならない。キラキラ輝く星のようなんだと教えてくれました。
頑張って頑張って頑張ったけれどカナダに移住できなかった私にとって
どれほど慰められたかわかりません。
どんな経験も決して無駄にはならない、たとえその夢が叶わなかったとしても。
だからどんな夢もチャレンジしてみたほうがいい、今は心からそう思っています。
みっつめ
私はヨギティーというお茶が好きです。
ティーバッグのタグにちょっと素敵な一言が書かれているので、おみくじを引くみたいな気持ちでお茶の袋を開けます。
英語なので時々さっぱり意味がわからないこともあるのですけど、ものすご〜く心に響く一言が書かれていることもあって、そのタグが捨てられなくて、大事にとっておいたり(笑)
そんなヨギティーのタグについていた、この一言が大好きです。
私は子供の頃からずっと、自分がどう見られるかばかり気にしてて
嫌われたくなくて、自分の意見を言えなくて
私なんか、私なんか、って生きてきたんですよね。
そんな私がほんの少し変われたのはカナダで暮らしたおかげ
あなたはどうしたいの?
あなたはどう思うの?
そう聞かれることが多かったから、
自分のことなのに、自分でよくわかってなかったのです。
他人のことばかり気にしてたから。
私はどうしたいんだろ?
私はどう思っているんだろ?
そう考えることができるようになって
ようやく自分のことをほんの少し愛せるようになって、信じられるようになった。
自分自身でいられるようになったんです。
だけど今でも時々、軸がぶれそうになるから、このヨギティーのタグを大切に持っています。
***
ふと目にした、たった一言で1日をハッピーに過ごせることもある
誰かの一言で、何十年も頑張れることもある
傷ついた心がす〜っと癒されることもある
だから私は言葉というものが好きです。
好きな言葉について考えたら、私は言葉が好きだとわかった(笑)
そんなオチです。
あなたの心に響く言葉はありましたか?
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