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【赤ちゃんの睡眠周期】

Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!
理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

前回は、赤ちゃんの生体リズムの獲得ついてお伝えしていきました!今回は赤ちゃんの睡眠の深さについて考えていきたいと思います!

赤ちゃんの睡眠周期

前回お話ししたように、生体リズムの獲得には練習が必要で、赤ちゃんは最初から大人のように眠れるわけではありません。赤ちゃんにとっての睡眠は未完成の身体構造・生理機能を発達させるためにとても重要なものです。大人にとっての睡眠の役割とは少し異なりますが、赤ちゃんにもノンレム・レム睡眠の周期性は存在します。

大人にとってレム睡眠の最大の目的は筋緊張が限りなく弛緩させて身体を休めることにありますが、赤ちゃんにとってのそれは脳の働きを促して神経系を発達させることが最大の目的となります。またノンレム睡眠に関しては、大人の場合は脳を休めて身体を修復することにありますが、赤ちゃんにとってのそれは身体を構築して大きくすることにあります。

そしてノンレム・レム睡眠の割合は大人の場合、ノンレム睡眠の割合が大部分を占めますが、神経発達が未熟な赤ちゃんではレム睡眠の割合も相当多くなっています。

赤ちゃんは目覚めやすい

睡眠の周期性として、レム睡眠は眠りの深さの段階では、浅い段階の睡眠周期と言われています。そのためレム睡眠の時間が長くなる新生児〜2歳くらいまでは、上手く睡眠周期を切り替えられないことが多く目が覚めやすい状態となります。また、睡眠周期の時間も大人より短くなっており、新生児では40〜50分周期でレム睡眠に移行します。そのため、それだけ大人よりもレム睡眠に移行する機会が多くなり、先の理由も含めて目覚めやすくなってしまいます。

連続して寝てくれないと育児の負担は大きくなってしまいますが、赤ちゃんは眠る行為も生まれて初めての経験なので、上手く眠れるようになるまで時間をあげて見守ってあげてください。そして前回お話ししたように生体リズムに寄り添う環境設定をしてあげてほしいです!

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