見出し画像

救世主・ハートウォーミング餃子


はじめに

 2022年9月、餃子に人生を狂わされた。
 レポートを書くことが大の苦手なので、非・起承転結であり、話が逸れやすいのでその点はご理解いただきたい。「人に期待しすぎるな」という言葉が似合う文章であろう。

 狂わされた件については以前の投稿で嘆いている。今回は省略したいので、「餃子のひだは綺麗だな」と感じた方は以下の記事まで足を運んでみてはいかがだろうか。



【目次】

 1. わたしなりの楽しみ方
 2. この世界は深すぎた
 3. um.が選ぶ[2022年 餃子 TOP5]


1. わたしなりの楽しみ方


 パニック障害(4年目)と同居中。思うように町を歩けない。今までできた事が突然できなくなり、コロナ禍と重なってしまったので「人生終わった」「パニック障害だから◯◯できない」「未来は真っ暗」と初めの頃は毎日のようにプレッシャーを感じ、気持ちがどこかに沈みきっていた。

 なにわともあれ、ナンクルナイサ〜な気持ちでゆっくりと今を生きている。焦らないでいい。通勤電車には余裕を持ち、その道のりは走らずに歩き、悠々と向かえばいい。


 そこで私は、「通信販売」「テイクアウト(無人販売等)」といった手段で楽しむことにした。
 家でも餃子を楽しめる、という発想に辿り着くまで随分時間がかかってしまっていた。これはこれで良いタイミングだと受け入れ、何かに閃いたように視界が明るくなった気がした。

 そして、今回、  #餃子アドベントカレンダー2022  に参加した理由も、これからの餃子人生をさらに開拓していきたい気持ち、有名な方々が参加している企画に足を踏み入れたいという意欲が重なったからである。

わたしの15日



 可能であれば日本各地の様々な町中華を食べ回りたいところだが、自分の努力がまだ足りないのでSNSで餃子を愛し、楽しんでいる人々の投稿を拝見して勝手に楽しませてもらっている。
 家族が付き添ってくれる場合、少し離れたエリアも楽しめるのだけど。


2. この世界は深すぎた


 今年の10月から本日(12/15現在)までの約2ヶ月の間に頂いた餃子はおよそ26種類。こちらについては「3. um.が選ぶ〜」でいくつか紹介する。

 毎日冷凍庫には多くの餃子で満杯だったので、餃子専用の冷凍庫が欲しいとさえ感じたこともあった。

 小さい頃、駄菓子屋で100円以内という制限の中でどのお菓子を買おうか迷った、宝石のように煌めいていた思い出がそっと蘇った。あの頃は制限があったのに、今では買おうと思えばいくらでも手に入る。

 大人とは、制限から解放された自由かつ不自由な世界でどう生きるか、個人の意思と上手く付き合う方法を見出していく人間ではないだろうか。

 現在は年末に向けて抑えているが、「餃子」の文字を見れば食べたい衝動にかられる。愛おしいハートウォーミング餃子、とでも言おうか。
 尚、手作り餃子は微妙なのでゆっくりと試行錯誤している。


 世界には様々な餃子があるが、一般的な具材(キャベツ、豚ひき肉等)で書き記す。以前、テレビのダイエット企画で行われていた、「朝・昼は自由に食べ、夜は餃子だけを食べる」というシンプルなメニュー。

 生活していく上で必要な栄養素が補えてしまう。おかずを作らなくとも、餃子一つで賄えてしまう最強フードであり、おかず殺しと言ってもいい存在だ。



3. 2022年 um.が選ぶ[餃子 TOP5]


 購入し食べた餃子は、美術館に展示している絵画のように自らキャプションを作成・撮影をし、InstagramやTwitterへ投稿している。これはマイスタイルである。

#ゆむさんの餃子記録  という謎が深いハッシュタグも発案したのであった。

2022/12/15時点の投稿


 投稿で既出しているが、その中でもオススメしたい餃子を5つほど紹介していく。

◆Instagram



※TOP5は順位ではなくただの番号である
※PRは一切含まない


❶音更ぎょうざの宝永/手造り餃子/北海道

音更餃子の宝永 手造り餃子


 北海道のアンテナショップにて購入。
 訳アリではないが、皮同士が接着しておらず、具が見えた状態の物もあった。これはこれで味があると感じたので良しとしよう。
 「普通の餃子なのでは?」と侮っていた自分に喝を入れたい。ひだがなんとも可愛く、ジューシー。
 豚肉×鶏肉、意外と最強?北の力ってすごい。

❷ぎょうざの丸岡/手づくり餃子/宮崎

ぎょうざの丸岡 手づくり餃子
蕎麦のお供に。
小麦粉をかけすぎて失敗した図


 手づくり生餃子。消費期限は到着から2.3日程。
 小指くらいのサイズにも関わらず肉汁が凝縮されていて、いくらでも食べれてしまう魔性の餃子。

 皮はうるち米。これがまた餡と相性が良い。
 おまけに餃子のタレも購入。ほんの少し垂らして食べるのがポイント。


❸開楽/ジャンボ餃子/東京 池袋

開楽 ジャンボ餃子
具がぎっしり。
レシピ通りに焼くも、失敗した模様


 「池袋の餃子」と言ったら真っ先にこのお店が出てくるだろう。とにかく有名で、ジャンボで形が良く餡もぎっしり、いくつ食べても重くない。餃子界の渡辺直美…さん……?とも思うのだが。(※)

 ガッツリお肉というよりは、ちゃんと野菜も入っていてヘルシーに感じる。余談だが、少食なので、ラーメンを注文した日には私は池袋から帰れなくなるだろう。

 ※語弊があったら申し訳ありません


❹笠岡らーめん/肉汁焼餃子/東京 築地

笠岡らーめん 肉汁焼餃子
ホワイトペッパーと相性抜群!


 三日月のような美しく綺麗なフォルム。
 「ラーメン屋さんの普通の餃子だよね」と思っていたが、肉汁餃子というだけあって紹介してきた中で一番食べやすかった。これもまた重くない。
 隠れた名店。大人しそうなのに肉汁ジュワ〜は反則です。



❺ねぎびとカンパニー/寅ちゃんねぎ餃子/群馬

寅ちゃんねぎ餃子


 GOOD EAT CLUBさんで購入。
 初代葱師である清水寅さんのこだわりにこだわった糖度19度の甘い葱を使用したねぎ餃子。みかん、桃より甘いねぎ…?ねぎの時代、到来です。

 焼き(調味料なし)で食べると味が伝わりにくいので、私は水餃子派(個人の見解)。もっと広まれ、ねぎ餃子。


以上、2022年のum.が選ぶ餃子TOP5でした。

【餃子用に常備している調味料】
 醤油、粉末胡椒/黒・白・花椒・山椒
 ラー油、酢、ペースト状の柚子胡椒

※個人の感想であり、感じ方は人それぞれです


さいごに

 餃子を食べるという表現を餃子とふれあうと表したい。
 「ふれあう」というのに食べてしまう。すなわち、狩猟において捕食された状態をオブラートに包み、こちらが良いように扱っているかのように。

 私は、餃子が好きな自分が好きだし、チャレンジしていく自分に餃子を通して更にエールを送りたいと思う。継続は力なり。餃子はわたしの元気の源なり。

 これからも日本中の、そして世界中の餃子とふれあっていく。わたしの墓ができたら、線香や花ではなく、餃子をお供え物として置いていただければ新世界へ旅立ったわたしが喜ぶだろう。


ちなみにこの文章、2907字もあるらしい。


※イラストはわたしが描いたものです


この記事が参加している募集

私は私のここがすき

あなたにとって1度きりのサポートでも、とても嬉しいです。また気になったら読みにきてください。