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UmioのCoffee生活(ときどきCocoa)

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日本酒にハマってから、コーヒーにも興味が出てきました。コーヒーの魅力を語ります。週に1回程度コーヒーのテイスティングノートなどのコーヒーの記事をお届けします。
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2022年11月の記事一覧

中深煎りグアテマラとロールケーキ〜六曜社珈琲店で懐かしさを全身で感じる

ロールケーキは卵の味わいがしっかりした、かための生地に、塩粒が入ったバタークリーム。よい! 懐かしい! 昭和の家庭の味がする。 コーヒーは個性を出し過ぎてないないけれど、そこはかとない存在感はある。お菓子を引き立てるコーヒーである。あとでミルクを入れてもおいしかった。 この喫茶店には久しぶりに来たけど、やっぱり落ち着いた雰囲気が好きだ。モーツァルトが流れてて、照明の明るさもよい。ひとりで来て、紙の本と共に過ごしたいカフェだ。 2022年11月 六曜社珈琲店地下(京都)に

酸味好きが安心する味わい、ブラジルのイエローカトゥアイ種

少し時間が余ったので、カフェを探す。地図で目星をつけて、心にきた店を選ぶ。昨日とは違うモダンなカフェに決めた。そして優勝。レビューを見ずに自分の嗅覚だけで店を選ぶと、よい出会いがある。もちろん外れる時もあるけど。 上品な焙煎香が鼻から。口に含むとレモンティーを思わせる酸味と収斂味。その奥に少しコクがある。軽やかでメリハリのあるコーヒーだ。丁寧に点てられていると思う。 少し冷めると、豆の顔が出てきてやや重厚な味わいなる。コーヒーフレッシュを少し垂らすと、コーヒーの香りが引き

高松・城の眼でコーヒーとケーキ

コーヒーは一種類、ケーキも一種類。 メニューには「ケーキ」としかないので何が来るのかわからなかったけれども、やってきたのは銀紙にのったベイクト・チーズケーキ。歯ごたえがよく、サプライズのレーズンがよいアクセントになっている。 近年色々なスイーツが紹介されたり、作り出されているけれども、このチーズケーキは多分イタリアからアメリカを経由して日本に渡ってきて、改良を重ねて安定したバージョンなのではと想像する。昭和よりも少しモダンな印象だ。このレーズンはチェリーの名残りなのかもし