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【日記】遠くの夢を追い、足元の花を見る

 急に暑くなって来た日々のせいか、疲れてしまった。まだ春なのに、夏の一歩手前のような暑さの日がある。薄手のカーディガンがほしい。むかしから、カーディガンが好きだ。

 近頃、牛乳で珈琲を作ることを基本的にやめた。牛乳のカロリーに驚いてしまった為だ。珈琲はきらいではないのだが、真っ黒いままだと飲めないに近いので、牛乳のみでインスタントの珈琲を作っていたのだ。そうすると、とてもおいしい。でも、牛乳のカロリーを知ってしまったので、牛乳のみで珈琲を作ることは基本的にはやめる。基本的に。いまは水で作ったインスタントの珈琲に牛乳を少しだけ入れたものを飲んでいる。これでも充分においしい。ただ、牛乳のみで珈琲を作り、そこに黒糖などを入れると、ものすごくおいしい。ブレンディなどのポーションの飲み物も牛乳で作ると、ものすごくおいしい。どうしたら良いのか。

 先日に「決まった動線でしか行動しなくなっている」ことについて日記を書いたが、今日もそれについて考えていた。考えているよりも行動した方が良いと思うのだが、今日はとにかく疲れていて難しかった。十冊以上はある、買ったまま読んでいない本を読みたいとか、食器洗いを少しでもしたいとか、洗濯をしたいとか、バブのお風呂でゆっくりと温まりたいとか、エッセイのバックアップを作りたいとか。色々とやりたいことや、やらなければならないと思っていることはあるのだが、それらが私の動線に組み込まれていない日々だ。病状なのだろうか。やらないというよりは、「出来ない」という方が私の心情に近い表現になる。食器洗いはずっと気になっているので、手に優しい洗剤を買ってやる気を出す作戦を取ろうと思っている。いま使っている食器洗い用洗剤は、手がちくちくしてしまうのだ。食器洗い後にハンドクリームを塗っても少しちくちくするので、それを思うと食器を洗う気がしない。というのも言い訳めいているが、なんとか食器洗いを含めて、自分の行動を改善したい。

 散歩に行きたいなと思う、今日この頃だ。どうも体力が落ちているように思う。先日、三時間くらいの間、歩いたり買い物したりをして過ごしていたら、帰宅してものすごく疲れてしまったのだ。夏のように暑い日だったので、その暑さの影響もあるとは思うが。もう少し体力を付けておかないと、階段を上ることすら疲れてしまうようになるかもしれない。と、言うよりも既に少しそうなっている。むかしから階段が苦手だったせいもあるとは思うものの、さくさくと階段を上ったり下りたりは出来るようになっておきたい。自分を生き生きとさせておきたいのだ。

 夏が苦手なので、これからの季節や気温の移りを思うと悩みが深まる。冷房をするしかないだろう。暖房は冬の間に十回くらいしかしないのだが、冷房はとにかく入れてしまう。

 夏と言えば、暑い日々のメイクはどうしたら良いのだろう。メイクと言うのは気恥ずかしく、私は化粧と言うことが多い。普段、あまり化粧をしないで日焼け止めだけで出掛けてしまうのだが、近々、友人と会うので久しぶりに化粧をするかなと思っている。化粧品は沢山あるのだ。ただし、古い。買ったものの、化粧をする頻度が低い為になくならずにずっとあるのだ。腐るものではないとは思うが、ビミョーに不安はある。とりあえず、練習をしておくべきだろうか。どうにも化粧が好きではないので、あまり気は進まない。どうせ落とすので無駄であるし、肌に良くないと思ってしまうのだ。化粧水や乳液などは好きだ。肌の改善に繋がると思っているからだ。このような私だが、最近は少しだけマニキュアを塗ることもある。化粧同様、どうせ落とすし爪に良くないと思ってしまうのだが、むかしより上手に塗れるように何故かなっていて感動したのだ。ひとは成長する生き物である。

 最近は、書き掛けの小説や新作の小説を書きたい気持ちもあるのだが、編集をしていることが多い日々だ。noteがあるおかげでエッセイや日記は多く書くようになった。ありがたいことだ。自由律俳句も作りたい。

 あれこれとしたい気持ちがあるが、遠くを見ながらも近くを見ることも大切だと思っている。足元の花を大事にしたい。春は、たんぽぽが沢山咲いていて嬉しい季節だ。黄色い小さな太陽のような花が道端でぱっと咲いていると、とても嬉しくなる。頑張っているんだね、私も頑張るね。そういう前向きな気持ちになれるのだ。気持ちが前を向く瞬間を認識出来ることが、私は少し少なめだと思っているので、こういった瞬間はとても貴重だ。私に限らず、瞬間的な心情や感情を認識することは誰しも難しいのかもしれない。変わり映えしないと思われがちな日常生活かもしれないが、本当は嬉しいことや前向きになれることはきっとある。それを認識し、大切に出来るようになっておきたい。

 まだ蝉が鳴くにはさすがに早いと思うが、暑い日々だ。水分補給をしながら夢を追い、日常をくるくる廻したいと思う。

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