ビジネスパーソンのバイブル「確率思考の戦略論」図解
「確率思考の戦略論(USJでも実証された数学マーケティングの力)」は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)でハリーポッターなどの新規プロジェクトを次々と成功させ、復活に導いた、元USJチーフ・マーケティング・オフィサー(現 株式会社刀代表取締役CEO)の森岡毅さんが書かれた本です。
同じく元USJシニア・アナリスト(現 株式会社刀シニアパートナー インテリジェンス)の今西聖貴さんとの共著であり、USJを成功に導いた「数学マーケティング」のノウハウが、非常にわかりやすく解説されています。
ビジネス戦略の成否は『確率』で決まっている。そしてその確率はある程度まで操作することができる」
序章から引用
と、ビジネスを成功に導く「確率思考」がテーマとなっており、
・市場は消費者のプレファレンス(相対的好意度)で構成されている
・市場競争とは、消費者のプレファレンスの獲得競争である
など、ビジネスの本質に迫った内容となっているため、マーケターの方だけでなく、ビジネスに関わる全ての方にオススメの本です。
ちなみに私は本業で「データ活用」に取り組んでいますが、この本を読んでから、本業で思考する際のレベルが一段上がった気がします。
そんな素晴らしい本の内容を、少しでも多くの人に知ってもらいたいと思い、本の内容を図解してみました。
重要なポイントに絞って図解していますので、このnoteを読んで少しでも本の内容に興味を持った方、また、数式や詳細な数学モデルを見て、もっと深く理解したいと思った方は、ぜひ本を購入して読み込むのをオススメします。
noteの最後にPDFファイルのDLリンクがありますので、もしよろしければ、そちらもご利用ください。
2020/9/9追記
PDFファイルは有料に変更させていただきました。ご了承ください。
目次
序章 ビジネスの神様はシンプルな顔をしている
第1章 市場構造の本質
第2章 戦略の本質とは何か?
第3章 戦略はどうつくるのか?
第4章 数字に熱を込めろ!
第5章 市場調査の本質と役割(プレファレンスを知る)
ここからの章は、今西さんパートです。
今西さんの経験に基づいた市場調査に対する知見が語られています。
第6章 需要予測の理論と実際(プレファレンスの採算性)
第7章 消費者データの危険性
第8章 マーケティングを機能させる組織
この章は再び森岡さんパートとなり、数学マーケティングや確率思考を実行し、消費者のプレファレンスを勝ち取ることのできる「マーケティングを機能させる組織」について語られます。
最後に
スライドは以上です。
本ではこの後、本の中に登場するモデル(二項分布、ポアソン分布など)の数学的説明、森岡さんや今西さんがビジネスでよく使う6つの数学的ツール(ガンマ・ポアソン・リーセンシー・モデル、負の二項分布など)の説明、終章として、今西さん、森岡さんからのメッセージが続きます。
本noteを読んで、内容に興味を持たれた方、さらに深く理解したいと感じられた方は、ぜひ本を購入して、読んでみてください。
(再度amazonのリンクを貼っておきます)
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