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2024年7月15日 加藤和彦トリビュート
映画「トノバン」の大ヒットに続く加藤和彦さんクロニクルの記念碑的プロジェクトとなる本日の加藤和彦さんトリビュート。牧村憲一さんが体力的な懸念から高野寛さんにミュージシャンのセレクションを依頼されたとのことで、数年前の「Yellow Magic Children」 にも通じるお二人の想いがあふれたラインナップ。総花的なお祭りではなくパートパートに筋の通った、トノバンの音楽を聴かせる素敵なイベントでした。ミカバンドパートで白根賢一さんのドラムが幸宏さん完コピでグッときました。
そう言えば、坂本美雨さんが数年前に矢野顕子さんから渡された昔の日記の中に「小原礼さんのライブ(小原礼スーパーバンド:ゲストにトノバンと幸宏さん)を自転車で観に行った話」を書いていた…というMCがありましたが、当時隣町に住んでいた坂本家からだと自転車の方がサンプラザまで行きやすかったんだとか。矢野さんの自転車の後ろに美雨さん、という絵面が高円寺~中の界隈ではよく見られたようで「母がよく自転車で転んで、後ろに乗っていた私はよく落っこちては擦りむいていた」とのエピソードに会場がほっこり。
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トノバンの振れ幅や作品の素晴らしさもさることながら、今回、そのバラエティ溢れる楽曲群をアレンジし、全曲で八面六臂のサポートを続けたバンマスの高田漣さんもスバラシイなと改めて。今年はサポート&執筆中心のようですが、近いうちにまた漣さんご自身のバンドセットも観たいものです。
加藤和彦トリビュートコンサート
(オーチャードホール / 15 July, 2024)
Lead: 坂本美雨、ハンバートハンバート、高野寛、高田漣
01 あの素晴らしい愛をもう一度
Lead: ハンバートハンバート
02 白い色は恋人の色
03 もしも、もしも、もしも
04 帰ってきたヨッパライ
Lead: 田島貴男
05 シンガプーラ
06 青年は荒野をめざす
Lead: 坂本美雨
07 不思議なピーチパイ
08 ニューヨーク・コンフィデンシャル
09 光る詩
Lead: 高野寛
10 絹のシャツを着た女
11 San Salvador
12 キッチン&ベッド
Lead: 奥田民生
13 浮気なGigi
14 悲しくてやりきれない
Lead: 小原礼+高野寛
15 アリエヌ共和国
16 家をつくるなら
Lead: 小原礼+高野寛+奥田民生
17 ダンス・ハ・スンダ
Lead: GLIM SPANKY
18 Blue
Lead: GLIM SPANKY+小原礼+奥田民生
19 Big-Bang, Bang(愛的相対性理論)
20 タイムマシンにおねがい
encore
Lead: 小原礼、高野寛、奥田民生、田島貴男、GLIM SPANKY
21 Suki,Suki,Suki (塀までひとっとび)
House Band:
高田 漣 Guitars, Pedal Steel, Mandolin, Vocal
白根賢一 Drums
伊賀 航 Bass, Percussion
ハタヤテツヤ Keyboards
Guests:
佐野遊穂(ハンバートハンバート) Vocal, Percussion
佐藤良成(ハンバートハンバート) Guitars
田島貴男 Vocal, Guitars
坂本美雨 Vocal
高野 寛 Vocal, Guitars
奥田民生 Vocal, Guitars
小原 礼 Vocal, Bass
松尾レミ(Glim Spanky) Vocal
亀本寛貴(Glim Spanky) Guitars
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