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忍殺TRPG小説風リプレイ【フー・ウィル・キル・ニンジャスレイヤー?(その2)】


◆アイサツ

 ドーモ、海中劣と申します。こちらの記事はニンジャスレイヤーTRPGの小説風リプレイとなっております。ニンジャスレイヤーTRPGについては下記の記事をご覧ください。

 本記事はニンジャスレイヤーの二次創作小説でありニンジャスレイヤー本編及び実在の人物・団体とは関係ございません。

 こちらの記事は前回の続きとなっております。よろしければそちらから見てやってください。

それではやっていきたいと思います!

◆本編

◇ルール

1.全PCはイニシアチブ値順にターンが回ってくる。
2.まずPCは自分の順番で遭遇ダイスを振り、遭遇相手を決める。
3.遭遇する相手によって一緒に行動したりイクサしたり交渉したり休めたりする。
4.自分の順番の場合のみ、遭遇ダイスで選ばれた相手と出会いたくない場合、【精神力】を1消費して遭遇を回避出来る。この値は2回目は2、3回目は3と上がっていく。
5.戦闘などは下の記事にあるゲーミングオプションの『◆コマンド選択式の戦闘』を用いて簡易的に行う。
6.ニンジャスレイヤー(?)が爆発四散したらその時点でシナリオを終了し、すべての戦闘行動も終了する。

※イメージとしてはとても広大な1つの部屋の中に全PCがいて、攻撃する相手をダイスで決めている感じである。運が悪いと自分のイニシアチブが回ってくる前に集中攻撃を受けて倒されることもある。とりあえず試験的にやってみる。


参加PC一覧・(イニシアチブ値)

1:ブラインド(20)

2:ニンジャスレイヤー(10)
3:デスドレイン(10)
4:ガンスリンガー(10)

5:ドラゴンチック&タカギ・ガンドー(8)
6:ブラックヘイズ(8)

7:チキンハート(7)
8:グロウコブラ(7)
9:デスクランチ(7)
10:リストレイント(7)

11:ニンジャスレイヤー?(6)

12:ブレードブレイカー(5)
13:セルフハーム(5)

:???(-1)(このキャラクターはダイスでは選ばれない。)


◇1ターン目

遭遇ダイス ブラインド: 1d13 = (2)
ニンジャスレイヤー
おいおいおいおい

 忘れられがちなことではあるが、ブラインドというニンジャはソウカイヤでもダイダロスに次ぐほどのタイプ速度を持つ一流のハッカーである。彼女に宿ったソウルはブラインドにテンサイ級を超えるタイプ速度とUNIXに触れずしてIRCに接続する超自然の力を与えた。

 多幸感を前借りしていずれ破滅に導くと言われるタノシイドリンクとアンコを常飲常食しても決して揺らがぬ図太いニューロンを持つ彼女は、ネオサイタマ中を飛び交う有害電波やウイルス、広域ハッキングにもまるで動じることはない。この極限までのオプティミスティック性こそがブラインドのハッカーとしての強みなのである。

 そんな彼女がひとたびやる気を出せば───そのやる気が滅多に出ないのがブラインドというニンジャなのであるが───この電脳都市ネオサイタマの中からたった一人の相手を見つけるというのは、困難ではあるが決して不可能な話ではない。

◆ブラインド (種別:ニンジャ)  DKK:0  名声(ソウカイヤ):21
カラテ    4		体力   4
ニューロン  13	精神力  20
ワザマエ   6		脚力   3/N
ジツ     6		万札   4

攻撃/射撃/機先/電脳  4/6/22/24
回避/精密/側転/発動  13/6/6/19
即応/緊急       4/1

◇装備や特記事項
 所持品  :『オーガニック・スシ』『オーガニック・トロスシ』『トロ粉末』『ZBRアドレナリン』
 スキル  :『●マルチターゲット』『●時間差』『●ニンジャ第六感』
       『◉◉ニューロン適性(グレーター級ソウルの力読み替え)』
       『◉kill-9』
       『◉ニンジャアドレナリン強化』
       『☆◉超自然的IRC接続』『★◉リモートビジネス』
 記憶スキル:『◉sudo_kill-9』『◉サモン・クローンヤクザ』
 ジツ   :『ハッカー系ソウル』
 装備   :『ウイルス入りフロッピー』
       『パーソナルメンポ』

 ユウジョウ:【ダイダロス:親密度1】

◆忍◆
ニンジャ名鑑#---
【ブラインド】
ソウカイヤに所属する怠惰な女ハッカーニンジャ。アイマスクメンポとジャージ装束を身に纏う。非常に珍しいニンジャパラサイトとも言うべきニンジャのソウルを宿し、日々勝手にニューロンを耕されている。キョート人とのハーフ。アンコが好き。平坦。
◆殺◆

「みっけ……いや見つけちゃったよ」ブラインドはゲーミング・チェアに背中を預け、手に持っていたスナック菓子の袋を逆さまにして中身を一気に口に放り込んだ。机の上に置かれているUNIXの画面にはネオサイタマ各地に設置された監視カメラの映像が映っている。彼女はそのうちのひとつ、ツチノコ・ストリート周辺を飛び交うマグロツェッペリンに設置されたカメラの映像を見て気の抜けた声を出した。

 ネオサイタマでも有数の高層ビルであるマルノウチ・スゴイタカイビル。その屋上に置かれたシャチホコ・ガーゴイルの上に座り下界を見下ろす赤黒の影。その口元は禍々しき書体で『忍』『殺』の字が彫られたメンポを着用している。そう、ジゴクから蘇ったネオサイタマの死神、ニンジャスレイヤーである。

◆ニンジャスレイヤー:ベイン・オブ・ソウカイヤ (種別:ニンジャ)
カラテ    16  体力   16
ニューロン  10  精神力  12
ワザマエ   12  脚力   8/N
ジツ     0   万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  16/12/10/10
回避/精密/側転/発動  17/12/12/10

回避難易度修正: 対近接攻撃(難易度−1/ジュージツ)、対スリケン射撃(難易度−1/見切り)
ダメージ修正: 『鉄拳』の効果により、『近接攻撃』はダメージ2(1+1)、『装甲貫通1』となる。
       ランスキック使用時は3ダメージ(1+1+痛打1)、『装甲貫通1』、『弾き飛ばし』となる。

◇装備や特記事項
 家族の写真、パーソナルメンポ、伝統的ニンジャ装束
 『●連続攻撃3』、『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『◉◉タツジン:ジュージツ』、『◉スリケンの見切り』、『◉鉄拳』、『◉ランスキック』、
 『◉ヒサツ:ワザ・ポン・パンチ』、『◉ヒサツ・ワザ:サマーソルトキック』、
 『◉チャドー呼吸』、『◉ヒサツ・ワザ:タツマキケン』、
 『◉◉憎悪:ニンジャソウルの闇』、『◉憎悪:ソウカイヤ』、『◉憎悪:ザイバツ』、『◉憎悪:アマクダリ』、
 『◉ヘルタツマキ』、『◉ツヨイ・スリケン』、『◉即死耐性』

「マジで?なーんで生きてるのかなーアレで。どーしよっかな~……ブレードブレイカー君たちと一緒に囲んでボーで叩いてビルから突き落としたこと怒ってるかな~……怒ってるよな~……」ブラインドは口の中のスナック菓子を喉を鳴らして飲み込んだ。「じゃあ別にもっと怒らせてもいいか」

 ブラインドはカメラ映像越しにスゴイタカイビル近辺を曲芸飛行していたジェット・パンクス集団に手を向ける。不可視の触手がパンクスたちの背負うジェットパックを絡めとった……次の瞬間!「ヨイショー!」「「「グワーッ!?」」」KABOOOOM!

 ブラインドの手の動きに合わせ、ニンジャスレイヤーの座っていたシャチホコ・ガーゴイルにパンクスたちが叩きつけられた!

ブラインド『対抗判定:ニューロン+ジツ』: 
19d6>=4 = (4,1,2,3,1,4,5,5,5,6,3,1,5,3,2,2,1,5,3 :成功数:8)

ニンジャスレイヤー『対抗判定:ニューロン+ジツ』:
10d6>=4 = (1,6,5,6,6,1,2,1,6,2 :成功数:5)
ニンジャスレイヤー体力13

「……マジか。あれで殺せないんだ」電脳空間越しに行われたブラインドのアンブッシュは死神を仕留めるには至らなかった。ニンジャスレイヤーの装束の一部は焦げ、肩から白い煙が上がってはいるが、その眼に宿る殺意はむしろより一層強まっている。ブラインドはカメラ越しに死神と目が合った気がして身を震わせた。

「……今のうちに逃げとこ!」ブラインドは慌てて席を立つとレジで会計を行い、クーポンを受け取ってからカトゥーン読み放題のUNIX喫茶店を後にした。

◇◇◇

遭遇ダイスニンジャスレイヤー: 1d13 = (4)
ガンスリンガー

 ジェットパンクス爆撃から咄嗟に身を守ったニンジャスレイヤーは僅かな思案の後、即座に結論を出した。これは事故ではなく、ニンジャによる攻撃だ。

 おそらく敵はパンクスたち、あるいはパンクスたちの背負っていたジェットパックをジツかハッキングで操り、自分を攻撃したものとみて間違いない。ニンジャスレイヤーは瞑想を深め、悪しきニンジャソウルの痕跡を辿ろうとする。まるで猟犬が獲物の臭いを嗅いで追い詰めるのと同じように。

「……」しかし、ニンジャスレイヤーは敵の追跡を断念せざるを得なかった。何故ならば、彼は見てしまったからだ。遥か下界にある廃ビルの最上階……その割れた窓の向こう……黒いセル眼鏡をかけ、口紅を塗りたくられた女性が椅子に拘束されたまま男に銃を突きつけられている現場を!

「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーは跳んだ!そしてそのまま廃ビルの屋上に緯度経度を合わせ、垂直降下する!「イイィヤァーッ!」CRAAAASH!ニンジャスレイヤーは廃ビルの天井を突き破り、ダイナミックエントリーからのアイサツを繰り出した!「ドーモ、ニンジャスレイヤーです」

「ヘェーヘェー……今、いい所だったのに……」女性に銃を突き付けていた男……ニンジャは舌打ちを零し、アイサツを返す。

「ドーモ、ガンスリンガーです」

◆ガンスリンガー (種別:ニンジャ)
カラテ    3  体力   7
ニューロン  10  精神力  10
ワザマエ   13  脚力   7/N
ジツ     0  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  3/15/10/10
回避/精密/側転/発動  13/13/13/-
緊急回避ダイス:1

◇装備や特記事項
 近代的タクティカルニンジャ装束一式(反映済)、オノミチ・リボルバー2挺拳銃

 『●連射3』、『●マルチターゲット』、『●時間差』 
 『◉ウィークポイント射撃』 、『◉グレーター・ツジギリ』、『◉タクティカル移動射撃』、
 『◉銃弾の見切り』、『◉スリケンの見切り』、『◉黒い復讐心』(『狂戦士化4』を持つとみなす)、
 『◉◉タツジン:マグナム・ピストルカラテ』 

 『◉知識:テックガジェット』、『◉知識:ザイバツ』、『◉知識:犯罪』、
 『◉交渉:駆け引き』、 『◉交渉:煽り』、
 『◉◉狂気:異常執着』、『◉◉狂気:メガロ妄想』

主な攻撃パターン
◆オノミチ・リボルバー2挺拳銃射撃: 【ワザマエ】による射撃:
    1ダメージ、ワザマエ:NORMAL、連射3、マルチ可、時間差可、装備時ペナルティ無視
       射撃時【6,6】:ヘッドショットにより『痛打+1』 
    射撃の終了後、隣接している敵1体に対して猛スピードの反動回し蹴りを繰り出し、
    自動的に1ダメージと『弾き飛ばし』の効果を与える(『回避:HARD』)。

◆ ピストルカラテ乱舞: 【ワザマエ】による近接攻撃:
   1ダメージ、ワザマエ:NORMAL、連続攻撃4、
         出目【6】成功時には密着射撃により『痛打+1』
    『サツバツ!』発生なし。

「ザイバツの追手……じゃないな?でも、ソウカイヤのニンジャでもない」ガンスリンガーは両手に持ったリボルバーの銃口をニンジャスレイヤーに向ける。暗黒武道ピストルカラテ。

「オヌシと出会ったのは偶然だ。だが殺す」対するニンジャスレイヤーは足を前後に開き、両手を前に出すジュージツの構えを取る。ニンジャ同士の殺意と戦意で部屋の空気が張り詰め、拘束女性が失神した。

「ヘェーヘェー……殺す?ネオサイタマのニンジャは野蛮だな。まるでアンダーガイオンの下層民みたいだ……やつらは下らない冗談ばかりだ。冗談みたいな稼ぎ、冗談みたいな低能さ、冗談みたいな人生、冗談は嫌いだ……俺は……常にシリアスだったのに……!」「イヤーッ!」「グワーッ!?」

ニンジャスレイヤー『対抗判定:カラテ』+『◉◉タツジン:ジュージツ(2)』+『◉鉄拳(2)』:
20d6>=4 = (4,5,3,2,3,5,6,4,5,3,3,6,2,1,5,4,1,6,3,2 :成功数:10)

ガンスリンガー『対抗判定:カラテ』+『◉◉タツジン:マグナム・ピストルカラテ(2)』:
5d6>=4 = (1,1,4,5,6 :成功数:3)
ガンスリンガー体力4 精神力6

 ニンジャスレイヤーは決断的な踏み込みと共にガンスリンガーの鳩尾に強烈な前蹴りを突き刺した!「イヤーッ!」「グワーッ!」追撃の掌底がガンスリンガーの顔面を強打!「……イヤーッ!」ガンスリンガーは殴られた勢いを利用してバック転で距離を取る!BLAMBLAM!更に発砲して牽制!

「イヤーッ!」弾丸がニンジャスレイヤーに着弾する瞬間、ニンジャスレイヤーの両手が陽炎めいて消えた!ニンジャスレイヤーの両手が再び現れた時、その両手の指にはガンスリンガーの放った弾丸が挟まれている!「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーは拳を握り、弾丸からスリケンを生成!投擲!「イ、イヤーッ!」ガンスリンガーは紙一重でブリッジ回避!

「こんなバカな……なんなんだお前は!」ガンスリンガーは死神の理不尽なまでのカラテに恐怖し、喚く様に叫ぶ。その口から流れ出る赤い一筋。ガンスリンガーは自分の口を拭い、己が血を吐いていることを知り、憤怒を籠めた目でニンジャスレイヤーを睨んだ。

「私も下らぬ冗談は嫌いだ。特にサンシタの冗談はな」ニンジャスレイヤーはガンスリンガーの怒りを真っ向受け止め、むしろ更なる怒りと憎悪を籠めた眼光でガンスリンガーを射抜いた。「ニンジャ殺すべし。慈悲は無い」

「キ……ヒヒーッ!」KRAAASH!ガンスリンガーはあまりの屈辱に悲鳴めいた奇声を上げ、割れた窓ガラスを破り、脇目も振らず逃走を開始した!

◇◇◇

遭遇ダイスデスドレイン: 1d13 = (11)
ニンジャスレイヤー?
お前かーい

 ニンジャスレイヤーは走っていた。協力者であるハッカーからもたらされた情報により、この先にターゲットとなるニンジャがいることは分かっている。彼は全身に漲る殺意を大地を蹴る力に変えて路地裏を駆け抜け、ついに目当てのニンジャと対面した。

「ドーモ、ニンジャスレイヤーです」

◆ニンジャスレイヤー? (種別:ニンジャ)
カラテ    10  体力   12
ニューロン  6  精神力  7
ワザマエ   9  脚力   5/N
ジツ     4  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  10/9/6/6
回避/精密/側転/発動  11/9/9/10

◇装備や特記事項
 『伝統的ニンジャ装束』『パーソナルメンポ』

 『●連続攻撃2』『●連射2』
 『◉頑強なる肉体』『◉黒い復讐心』
 『◉狂気:メガロ妄想』『◉狂気:異常執着』『◉狂気:謎めいた儀式』
 『★◉ヒサツ・ワザ:カトン注ぎ込み』
 『☆カトン・ジツ(LV1-3)』『★カトン・パンチ』

「アアー?ちょっと待ってろ。見れば分かんだろ。今取り込み中だぜ」おお、ナムアミダブツ。なんたる悪夢的光景。ニンジャスレイヤーにアイサツされた男は無礼にもアイサツを返さない。だが、その程度のシツレイがシツレイと感じないほどの極悪非道行為をこの男は現在進行形で行っているのだ。

「もう少し……もう少し……フー……ドーモ、デスドレインです」ようやくアイサツを返したデスドレインの足元に哀れな犠牲者の遺体がどさりと落ちる。その口と目から黒いスライムめいた暗黒物質が涎と涙めいて流れ出た。

◆デスドレイン (種別:ニンジャ)
カラテ    1  体力   11
ニューロン  10  精神力  14
ワザマエ   6  脚力   3/N
ジツ     6  万札   0

攻撃/射撃/機先/電脳  1/6/10/10
回避/精密/側転/発動  12/6/6/16
緊急回避ダイス:8

装備や特記事項
・スキル:『●マルチターゲット』『●時間差』
     『◉◉グレーター級ソウルの力』『◉◉アーチ級ソウルの力』
     『★★★◉不滅』『★★★◉アーチ級装束生成(標準的な)』

・ジツやアーチ級能力:

『☆アンコクトン・ジツLV3』
 アンコクトンで手近な敵を攻撃する。【精神力』を1消費し、難易度はNORMAL。
 ルールは「☆カトン・ジツLV1-3」をもとにしているが、中心点のダメージ増加がなく、
 どのマスも全て1ダメージである。
 また回避難易度はHARDであり、回避に失敗した場合さらに『回避ダイスダメージ2』を受ける。

『★アンコクトン触手』
 自分の手番で【精神力】を1消費し、攻撃の代わりに使用を試みられる。
 発動に成功した場合、【ジツ】の値に等しい個数の特殊な暗黒触手が生み出され、
 地面を這って敵の足元や背後から出現する。
 術者から見えてさえいればどれだけ離れていても自動的に命中する
 (『マルチターゲット』使用可、『時間差』使用不可)。
 ダメージはそれぞれ1である。
 回避難易度はHARDであり、回避に失敗した場合さらに『回避ダイスダメージ2』を受ける
 (この『回避ダイスダメージ』はたとえ通常ダメージが『ダメージ軽減』で軽減され0になっても発生する)。

『★★アンコクトン肉体再生』
 手番の攻撃フェイズで「その他の行動」として使用する。
 【精神力】2を消費し、【ジツ】+【ニューロン】で発動を試みられる。難易度はHARDである。
 【体力】を3回復。加えて、この判定で出た出目6のダイス1個につき【体力】を1回復する。

『★★死体吸収』
 『アンコクトン触手』や『アンコクトン・ジツ』によって「モータル」や「ニンジャ」を殺した場合、
 1人につき直ちに【体力】を1回復する。

・弱点:ナラク・ニンジャの不浄の炎によってダメージを受けた場合、そのダメージは2倍となる。

「……クズめ!貴様に生きている価値は無い!この私が今すぐ殺してやる!」「フーン、あっそ」デスドレインは口元に手を当て、これ見よがしに大きな欠伸をした。「そんじゃあテメェから死んどけや!」SPLAAASH!

「なに!?」ニンジャスレイヤーは驚愕に目を見開く!路地裏にあったマンホールが間欠泉めいて噴き上がり、溢れ出した暗黒物質が波となってニンジャスレイヤーに襲い掛かってきたからである!「アンコクトン・ジツ!ヘヘヘハハハハ!」

デスドレイン『対抗判定:ニューロン+ジツ』+『★アンコクトン触手(1)』:
17d6>=4 = (5,4,5,6,4,1,5,5,1,3,4,1,1,1,6,1,6 :成功数:10)

ニンジャスレイヤー?『対抗判定:ニューロン+ジツ』+『★カトン・パンチ(1)』:
11d6>=4 = (5,1,3,2,4,4,4,1,1,4,2 :成功数:5)
ニンジャスレイヤー?体力10 精神力4

「おのれ!イヤーッ!イヤーッ!」ニンジャスレイヤーはカトンの炎を纏った両腕を振るい、アンコクトンを焼き払う!だがアンコクトンの量があまりに多い!豪雨の中で1本の傘があまりにも無力なように、ニンジャスレイヤーの足首や肩に暗黒物質の飛沫がかかっていく!

「ホラホラもっと頑張って燃やさねえと!間に合わなくなっちまうぞ!」デスドレインは手を叩いて楽しそうに囃し立てる。「ヌウゥーッ!」ニンジャスレイヤーは必死に凌ぎ続けるが、このままではジリー・プアー(訳注:徐々に不利)!どうするニンジャスレイヤー!

◇◇◇

フー・ウィル・キル・ニンジャスレイヤー?(その3)へ続く