見出し画像

日系、外資系どちらに行くべきか!考えるポイント2

今回は就職を考えるあなたに、日系と外資系企業の違いについてご紹介します。前回のブログの第2編です。

前回は、外資系企業をイメージで選んではいけないというお話をしました。

今回は日系企業への就職を考える上でのポイントについてご紹介していきます。

最大のメリットは手厚い研修制度

日系大企業に就職する最大のメリットは、新人時代の手厚い研修制度です。特に、あなたが新卒で社会人になる場合には非常に大切な点です。

社会人としての基礎教育を新人時代に受けることができる。これには計り知れないメリットがあります。

基礎とは単純なものから言えば、電話応対、名刺交換の作法などです。そして、最も大切なものは書類やメールでの文章の書き方です。

仕事は大勢の人との共同作業です。その上では、コミュニケーションが大きな役割を果たします。

従って、わかりやすく、簡潔にポイントを伝えることが最重要となります。

ビジネスの現場では、常に結論を先に述べます。そして、その理由、背景を簡潔に述べていきます。

これができなければ、相手に余計な負荷を与えることになります。仕事を進める前に、何をする必要があるのかを理解するのに苦労するからです。

基礎スキルも身につけることができる

また、会計、ファイナンスの基礎、ITスキル、語学なども研修で学べます。これを、あなたが自分の費用で身につけようとすると膨大な時間とお金がかかります。

それを会社が業務としてあなたに学ばせてくれるのです。このメリットは非常に大きいものと言えます。従って、会社を選ぶ際には研修制度の充実度合いも意識してください。

日本の大企業に多くの課題があることは確かです。組織間の壁や社内政治などによる非効率さに嫌になることもあります。

しかし、それはあなたが社会人として戦力になってからの話です。社会人になりたての状況では、学ぶことがほとんどです。なぜなら、それまでの学校の環境と社会とでは全く世界が異なるためです。

JTCとして揶揄されることも多いのが日本企業であることも確かです。しかし、それでも新人時代の教育環境としては十分魅力的なのです。

定年まで働くつもりで選ぶ必要はない

今の時代、定年まで同じ会社に勤め続けることのほうが珍しい話です。従って、最初の就職先選びで教育環境を優先したとしても問題ありません。

キャリアの考え方として3-5年を一区切りとして考えてみてください。そして、その期間にあなたが得たいことを決めるのです。

あなたがこれから社会人になるところなら、それは基礎スキルとネットワークです。それが得られる場として、日本の大企業にはまだまだ利点が残っています。

また、大企業から転職する方が中小企業から転職するよりも有利です。特別な理由でベンチャーに入社するなどでなければ日系大企業は良い選択肢です。

結論

日本の大企業は恵まれた教育環境が最大の利点です。従って、あなたがこれから社会人になるのであれば十分有力な選択肢です。

まずは、社会人の基礎スキルとネットワークを培ってください。そして、その後に同じ会社で働くのか、転職するのかを考えるのです。

その点で、日系の大企業の充実した研修制度はあなたのキャリアに役立ちます。

次回は外資系企業で働く上で重要となるポイントについて考えていきます。

また、私のブログでは海外人材として活躍したいあなたに役立つ情報を配信しています。ぜひ過去のブログも参考にしてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?