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これからMBAに行くあなたに!留学活用法

あなたは海外MBAへの留学を考えていますか?

今回は留学生活を最大限活用するためのアドバイスをご紹介します!

はじめに

私は北米大学の一年制プログラムに社費留学していました。その大学は北米でもトップスクールと言われる学校です。

その受験プロセスは山あり谷ありでした。留学したらなおのこと大変だろうと不安だったのを覚えています。

しかし、結果は人生で最高の12ヶ月間を過ごせたという感想です。その時の私の考え方、時間の過ごし方をご紹介します。

これから留学するあなたもぜひ参考にして、最高の留学生活を送ってください。

なお、受験プロセスのアドバイスについては過去のブログをご参照ください。これから受験する人にぜひ読んでもらいたいものです。

卒業はなんとかなる

MBAの授業は大変だというイメージがありませんか?しかし、単位を取るのは実はそれ程難しいことではありません。学校も落伍者を出すメリットはないので、よほどのことがない限り心配無用です。

よほどのこととは、欠席、課題の未提出といったものです。さすがに、出席日数不足や課題の放棄は落第の対象となります。

留学に際しては、まずこれを念頭に置いてもらいたいと思います。なぜなら、私は留学体験談でよく授業がすごく大変だったという話を聞いたからです。

私の感覚では、それは誇張した話でした。まず、留学中は誰もが時間不足に陥ります。それでもほとんどの人は問題なく卒業していきます。なぜでしょうか?

それは、工夫すれば問題なく卒業できるようにプログラムが組まれているからです。確かにその中で優秀な成績を収める人は勉強量が一段違います。

ただ、私は授業の勉強よりもクラスメートとの交流を優先しました。また、小さな子供を含む家族連れでの留学だったのでそもそも時間がありませんでした。

それでも問題なく単位を取得し、卒業できました。運良く最高評価をもらえた授業もあったほどです。

従って、あなたも留学に際しては肩の力を抜いてください。そして、何に時間を使うか優先順位を決めてください。

私にとってそれは授業ではなく、同じクラスの仲間となった人々との縁でした。

捨てるものを決めること

留学中はそもそも時間がいくらあっても足りません。従って、何に注力するかを決める必要があります。

私の留学先ではMBA生活を"Drinking water from a fire hose"と表現していました。


情報量が多すぎるのです。そもそも水を全て飲もうとすることが無謀です。

そこで、私が本当に注力する授業は1学期に2コマ程度が限界でした。それ以外は最小限の時間でいかに効率的に受講するかを考え、工夫しました。

例えば、ケースや事前リーディング資料は基本的に読みません。資料を読むという行為は時間を容易く消費してしまうからです。

授業開始15分前にケースの冒頭と最後を読み、あとはスキミングしました。そして、授業で発言機会があれば早めに発言します。それによってParticipationの評価を稼ぐのです。

ただ、その時の資料は卒業した後でも読み返すこともあるかもしれません。そこで、授業中の資料についてはクラウドに今でも保存してあります。

いい加減な授業の受け方でしたが、授業で何を学んだかは薄く記憶しているものです。従って、今でも仕事での場面に応じて留学時代の資料を読み返すことがあります。

その時にしかできないことに注力する

留学している時にしかできないことがあります。私にとってそれは、優秀なクラスメートから学ぶことでした。

学ぶといっても何か具体的なことを教わるということだけではありません。人生の考え方、タスクの進め方、経験談など事前に定義できない様々なことです。

その学びを楽しむため、交流に力を入れていました。当時滞在していた寮の部屋でパーティをしたり、Study tripで飲んで騒いだりなどです。それが私にとっての一生の財産になっています。

あなたが留学時代に得たいものはなんですか?それを考え、最大限のリソースを注ぐようにしてください。

例えばそれが授業であっても良いのです。正解は一つではありません。私も、授業を通じて深い学びを得られたと感じています。そのような授業を受けられることは留学ならではの体験です。

結論

海外MBA留学は大変なイメージがあるかもしれません。しかし、卒業はなんとかなるものです。

心配しないでください。

そして、時間はいくらあっても足りません。大人しく諦めて、捨てるものを決めましょう。そして、授業を最大限効率的に受ける方法を編み出してください。

限られた留学生活ですので、その時にしかできないことに全力を注いでください。それがクラスメートとの交流でも、授業でも良いのです。

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