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【一級建築士製図対策】合格者しか知らないエスキスの「先見力」「対応力」「修正力」を磨いてランク4から生還できる復習方法【まさかシリーズ】

こんにちは、はかせです。

まさかとは思いますが、製図課題の復習で
・なんとなく模範解答を見て勉強した気になる
・なんとなく添削された図面を見てやった気になる
・なんとなく似たようなプランを再エスキスして成長したような気になる
なんてことはしてないですよね?

まさかね。

・・・すいません、ちょっと煽ってみました。

実は、初見でたった1回課題を解いただけでは、何の勉強にもなっていません。

理由は、初見での判断が適切だったのか、検証できていないからです。

検証ができていないということは、つぎも同じ過ちを犯す可能性があります。

そのため、冒頭のような復習をしても、合格することは難しいです。

でも、心配しないでください。

初見で課題を解いた後に、エスキス能力を爆上げする簡単な復習方法があります。

これを続けるだけで、どんな課題に対しても、自分の勝ちパターンで土俵に残れる力がつきます。

受験は、今年で最後にしませんか?

大前提
一級建築士に合格できる必要なエスキスには、
ーーーーー
情報整理

要素ごとの選択肢を羅列
例)
基準  Ka Kb Kc
2階  2a 2b 2c
1階  1a 1b 1c

上記を組合せたゾーニング・パターンを羅列
パターン1)
基準  Ka
2階    2b
1階      1c
パターン2)
基準    Kb
2階      2c
1階  1a

上記のうちもっとも課題文を満たすパターンでプランニング
ーーーーー
のような【選択肢を並べて全体を俯瞰した上で選ぶ】という流れが必須です。


│ 先見力とは?

複数あるゾーニング・パターンの中から、より課題文条件を満たすパターンをプランニングの前に判断できる能力を「先見力」といいます。

一級建築士製図試験はゾーニングでほぼ合格が決まってしまうので、プランニングに入る前に、適切なゾーニング・パターンを選ぶことができれば、勝ちです。

■ 鍛え方
① 初見で課題を解く
② 初見で捨てたゾーニング・パターンで2回目のプランニング
③ 初見と2回目のプランニングを比較
④ 初見の選択が最適ならOK、初見での判断が不適切(=初見で捨てたパターンのほうが良い)だった場合はその原因を確認
⑤ エスキス手順・判断ポリシーに反映


すでに解いた課題がある場合は、②からやっみて下さい。

■ 利点
この能力が身につくことで、プランニングする前の段階から、より合格する可能性の高いゾーニングが選べるため、エスキスでギャンブルをすることなく戦えます。

│ 対応力とは?

どんなに悪いゾーニング・パターンを選んでしまったとしても、力づくでランク1にのし上がる能力を「対応力」といいます。

「先見力」を磨くことで、よりよいゾーニングパターンを選択できるようになることは事実です。

しかし、試験当日、重圧がかかる中で、ベストなパターンを選べるとは限りません。

そこで、どんなゾーニング・パターンを選んでも無理矢理ランク1に留まれるプランを作る練習をしましょう。

● 先見力と合わせることで、どんな課題でも生還できるようになります。●

■ 鍛え方
やり方は、「先見力」と同じです。
① 初見で課題を解く
② 初見で捨てたゾーニング・パターンで2回目のプランニング
③ 初見と2回目のプランニングを比較
④ 悪いほうのゾーニング・パターンでも力づくでランク1に押し上げるプランを作成

│ 修正力とは?

ランク4の状態からランク1に生還するために、違反ポイントをみつけてプランを変更する能力を「修正力」といいます。

どんなに学習してもミスをゼロにはできません。

だからこそ、短時間でミスを発見し、合否結果をも変える「修正力」が一級建築士製図試験には必要です。

■ 鍛え方
① 同じ課題を解いた他の受験生の図面を用意
② 5分以内でミスを発見して修正
③ 毎日継続することで修正スピードと引き出しの数が向上

本試験でミスを発見したと思って、全力で修正してランク1の図面にしてください。

自分が描いた図面でやっても良いのですが、数が足りません。同じ課題を解いた他の受験生の図面を使って、5分でランク1に変える練習をしましょう。

他の受験生の図面が自粛生活のせいで見れない?

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