投資#136 国債の最大の保有者は
中小企業診断士の過去問を見ていると、
国債の保有者内訳に関する問題が
でていました。
しばらくは出てこないと思いますが、
最新の状況はどうなのか気になりました
ので、さっそく調べました。
疑問に思ったら、即解決する。
大事ですよね。
と個人的には思っています。
日銀の資金循環統計を見ればいいようです。
保有率の高い人から順に、
中央銀行
預金取扱機関
保険・年金基金
公的年金
海外
家計
の順になります。
安倍政権下、日銀による国債買い増し
が如実にグラフに現れています。
半分は、中央銀行こと、
日本銀行が保有しています。
その昔、2000年代でしょうか。
日本国債は、海外勢の保有率が5%
だから、彼らが暴れたとしても、
日本国債の価格は暴落しない。
なんてことも聞いた記憶があります。
さて、現在は10%を超えていて、
5%の2倍になっています。
影響力は大きくなってきたと
思いますが、きっと同じ論法では
日本国債は安全とはいえなくなって
来ていると思います。
第2位の預金取扱機関は、
私たちが普段、銀行と呼んでいる
ところですね。
三菱東京UFJ銀行が日本国債の入札で「特別参加者(プライマリー・ディーラー)」と呼ぶ資格の返上を検討している。日銀のマイナス金利政策の導入で、国債を持った時に損失が生じる懸念が強まったためだ。メガバンクの「国債離れ」は、日銀や政府の政策運営にも警鐘を鳴らしている。
これは2016年6月10日の
記事です。
預金取扱機関は、
この記事の前から
国債の保有率を
減らしていたのですね。
2016年以降に減らした
ものとばかり思っていました。
企業統治の観点から、
株主に説明できないことは
できない。
正論でしょう。
まとめ
国債の最大の保有者は、日本銀行