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幸せの三原則。

「平本式」コミュニケーションは、土台に明確な哲学があります。それは(今・ここを感じる)瞑想が根底にあり、その上にはアドラー心理学の「共同体感覚」があると教えていただきました。

いままで読んだ、あまたの心理学本や自己啓発、成功本からお悩み解決本。それらを思い返して、あ~そうか、こういう根底の哲学って見てなかったよね、と思った。

どうしても現代人は「お金教」の信者になっちゃってる部分が強いから、お金さえあればすべて解決すると思っちゃう。月に100万円稼ぎたい!って言っても、その金額にあまり意味がないことが多い。今に豊かさを感じることができないから、そこから抜け出したいだけなのかもしれない。

情報過多の日常から一歩離れて、人間とはいったい何か?根本的に幸せって何なのか?哲学的な課題を自らに問い、自分なりの答えを出さないと、いつまでも惑わされてしまうよね。

セミナーの中で平本さんも言ってたけど、アドラー心理学を実践するのは大変だと。日本人の8割は原因論で生きている。その中で一人目的論で生活しようとするのは大変。出来ない自分を責めたり、原因論の相手を責めたり。

だから、応援し合えるコミュニティがある。成功談や失敗談をシェアして、モチベーションを維持したり、定期的にコーチングをしたりしてスキルを維持する必要があるんだよね。

そんなアドラー心理学の共同体感覚である、みっつの原則。
改めてアドラー心理学の幸せの三原則についてシェアしたいと思いますね。

🔷自己受容
自分のことを受け入れる事が出来ている、欠点を含めて自分が好きと思える事。

わたしなりの解釈は、人間て、生を受けて生きているだけで素晴らしい。それが自分にそう思えれば自己受容かなと。他人に思えればそれは最高。

明石家さんまさんは
「生まれてきた時はスッパなんだから、パンツさえ履いていれば幸せ。あとはおまけみたいなもの」と言っていたそうな。自分はこれが出来ない、他人と比較してあれも出来なきゃ、これも出来なきゃ成功じゃないって思ってる人の多い事。生まれて来ただけで超ラッキーって思えれば、全て失ったと思っても、生まれた状態に戻っただけなんてね。パンツ履いてるんだから充分でしょ(笑。

🔷他者信頼
「信用」は条件付き。「信頼」は夫婦、親子、師弟関係で実現する関係で、嘘をつかれても、騙されても許そうというもの。騙され続けても許してると、やがて相手は騙すことが出来なくなる、って。裏切られた!と騒ぐのは、自分の都合の良いように操作したいから。それは信頼ではないと。(野田俊作さんの「性格は変えられる」から)

世界を信頼する。他人を信頼する。だから周囲の人に支えられて生きていると思える。そう思えないと、自分の思うように行動出来ないし、責められると感じてると、やられる前にやっちまえと誰かを責め出す。

振り返ってわたし。他人を誰も信頼出来ずに孤独に生きて来た、と思っていたのはとんでもない勘違いで、周囲の温情で生かされて来たのに気づかずひとりで生きて来たつもりになっていたのかも知れない(恥。

🔷貢献感
誰かの役に立てたと感じた時に、幸せを感じる事が出来る、というもの。誰かの役に立ててればそれは嬉しいし、仕事にしても、サービスを提供した相手が喜んでくれるのはやりがいを感じる。

人間関係の最小単位は家庭。次に住んでいる家の近所や趣味とかのコミュニティ。または学校や職場。このなかで、自分が他者に貢献出来ているとリアルに感じることができればよいのだね。


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