7秒コーチング
世間で言われている「コーチング」。わたしは平本式コーチングが初めて接したコーチングなので、ほかのコーチが行っているコーチングを知りません。それを踏まえて書いてます。
コーチングとは、事前に示し合わせて1対1でコーチとクライアントが行うものですが、コーチングは簡単に言えば、クライアントがコーチング前よりもリソースフルになることです。※「リソースフル」が分からないひとは過去の投稿を見てくださいね
一方、わたしの参加している現場変革リーダー養成講座は、自分の周囲半径3メートルのひとを自分を含め幸せにする、という目標というか、行動指針があります。
そこで、普段のコミュニケーションをコーチング的にして、家族、職場のひとたち、友人、お客様、あと自分もね、リソースフルにしよう、というのが、「7秒コーチング」というものと解釈しています。
7秒コーチングには基礎から、初級、中級、上級までありますが、わたしは中級までしか出来ていません。あ、こう書くと良くないですよね、中級まで出来ました。が出来たところに目を向ける言い方(笑。
家族での会話に取り入れた例を紹介します。
①基礎:通りすがり承認
例)「(妻に)あ、昨日のカレー、とても美味しかったよ。ありがとう!」
②初級:通りすがり感謝
「(妻に)あ!ワイシャツ、いつもパリッとアイロン掛けしてくれるから、気持ちよく仕事に行けるよ!ありがとう!」
③中級:通りすがり貢献
「(息子に)あ!食器を片付けてくれたの、かあちゃんが助かってるって言ってたよ!」
④上級:通りすがり改善
「(息子に)いつも自分で歯を磨いているね。かあちゃんも助かってるってさ。そして今度からは自分から率先して磨いてくれたらうれしいな。」
言われた相手は、明らかに貢献感が上がるし、自分が認められた実感が沸くと思いますね。
通りすがりに言うという事は、事前に相手についてのセリフを用意している必要がありますね。急にその場になって出てこないですから、何をしてくれているのか、それによってどんなに役立っているのか、他者を巻き込むことによって立体的に前向きな人間関係が再構築出来ますね。
職場の上司に「通りすがり貢献」をしたときは、普段そういうことを言われてないのか、満面の笑みを浮かべてました。いくつになっても、人の役に立っているのを人づてに言われるのは嬉しいですよね。
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