廊下への並ばせ方
新年度は移動教室が多いです。児童集会、学年集会、発育測定、理科や音楽への移動などなど。
廊下へは、自分たちで静かに素早く並んでほしいと思ってます。
自分たちで静かに素早く並べるようになるために、私が意識していることをお伝えします。
廊下に並ぶ前にどのように並ぶのかを確認する
👩🏫「今から廊下に出席番号順に並びます。どのように並ぶのがいいでしょう?」
👦「静かに並ぶ!」「素早く並ぶ!」←たぶん「静かにする」は子どもの口から出てくると思います。「素早く並ぶ」は、出てこなくてもOKです。
★ポイント
子どもたちから「静かに並ぶ」というキーワードを出させることです。
👩🏫「なるほど。なぜ、静かに素早く並ばないといけないのですか?」
👦「他のクラスは授業中だから。」「廊下で騒ぐと迷惑だから。」「すぐに出発した方がいいから。」
★ポイント
なぜ「静かに素早く」並ばないといけないのかを子どもたちに考えさせることです。
👩🏫「では、静かに素早く並びましょう。」
と言って、廊下に並ぶように指示します。
一発目で、子どもたちの宣言通りできたら、思いっきり褒めましょう!!
初めて指導した時は、一発でできることが多いですが、慣れてくると、お喋りをしたり、ふざけたりする子が出てきます。
そんな時は!
👩🏫「今、関係のない話をしていた人は、教室に入って自分の席に座ってからもう一度並びましょう。やり直し!」と毅然とした態度で言いましょう。
その後
👩🏫「なぜ、やり直しをしたのか、分かりますか?」と子どもたちに聞きましょう。
👦「関係ない話をしている人がいたからです。」というはずです。
★ポイント
決して、「うるさい!」「静かにしなさい!」と怒鳴るようなことはしてはいけません。大人が怒鳴ると一瞬で静かになります。でも、それを続けると子どもたちは、「先生に怒られるから静かにしないといけない。」と思ようになります。毅然とした態度で、「やり直し」を伝え、なぜ「やり直し」なのかを考えさせましょう。
どの学年を受け持っても、秋ごろからは、(担任がいなくても)自分たちで考えて行動できる集団にしたいと思っています。そんな集団にするために
年度初めの指導はとても大切です。
一つひとつの行動やルールに対して何のためにしているのかを子どもたちに考えさせ、それをしっかりと実行させる必要があります。できてない時は、やり直して考えさせて、子どもたちの意識の中にインプットしていくことが大切だと思います。
では!🐢
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