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編み物に支えられてる話
編み物が好きです。
始めたのは幼稚園の時。幼なじみのお姉ちゃんが編んでいたのに憧れて教えてもらいました。その時は棒針編み。完成までは至らなかったものの、その作業が楽しくてよく遊んでいました。
初の完成になるはずだったのは小学六年生の時。
一目ゴム編みでマフラーを編み始めたら、学校に行っているたった一日の間に器用な母が良かれと思って編み上げてしまっていました。
コツコツやるその時間を楽しんで完成までたどり着くんだと息巻いて始めたのに。
母とはケンカになりました。今はないそのマフラー、取っておけばよかったな、と思っています。
その後も付き合ってた人に編んだり、夫に編んだり。あみぐるみにハマったこともあったな。娘のマフラーはずっと編んでいましたが、しばらく忙しくて離れていました。
コロナの自粛が始まり、すぐ糸を買いました。
編み物はひと目ひと目丁寧にコツコツと続けるもの。
そのちいさな1つの積み重ねがまとまっていつか素敵に完成するもの。
大袈裟だけれど、丁寧な生き方ってそういう感じなのかな、と思っていて。
自粛の日々もコツコツ丁寧に慎重に過ごしていけば、いつか素敵な完結を迎えてくれると信じたかったのです。
編み物があるおかげで、想像を超えて長い自粛期間も諦めずここまで来れました。
編み物に支えられて生きてますw
編みすぎて手が早くなり、作品が溢れてしまったけれど。
今は、買い出しや通院の数少ない外出時に編んだバッグを持っていくのが楽しみです。
本当は編んだバッグ持って友達とランチに行きたい。
そんな日がきっとすぐそこまで来てると信じて、今日も編んで過ごします。
編み物ってステキ💖
それぞれ、がんばりましょう。
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