um!ち家ですʕ•ᴥ•ʔ

毎日は厳しいかもしれませんがブログを書いてみようと思います。30日までの限定ブログなので良かったら見てくれたら嬉しいです🦋

8月15日。
凄く暑くて夏が来たなと感じた。35度らしくアスファルトが赤く燃えている様だった。
私は、普段あまり考え事をしない。悩むより行動したいし、悩むくらいなら遊んでいたい。外に出ると色々な事が見えて来る。

色、温度、湿度、匂い、天気、景色、音、風

ふとした瞬間に心が何処か遠くに行って、凄い速さで戻ってくる。それは「何か」がきっかけで起こるのだけど、日によって様々である。

最近は、ピエール中野さんのドラムの動画をTwitterで見た時に心は過去に飛ばされた。
普段全く思い出す事の無い、元恋人の記憶だった。高校の春、少し暑くて、もあっとした湿度やオリーブグリーンの様な色合い、地面がキシキシ言う音、木造の家を鮮明に思い出した。

その人(元恋人)はクラスで誰とも話してる所を見た事が無かった。だから「ドラム」をやってると聞いた時に凄く意外と思って「ドラム叩いてる所が見たい」と口から言葉が出ていた。

何度も断られたけど、根負けした様に中学の時のバンドメンバーが集まるらしい「Gくん」の家に行く事になった。G君の家にはどうやらドラムやギター、ベースが置いてあるらしく1階がスタジオ2階が家族の住む家だと聞いた。丁度明日、皆で集まると聞いて、私はその日練習風景を見に行く事になった。

八王子駅から歩いて20分位の場所に、少し古い様な木造の家があった。扉の前にその人が居て、もう皆が居ると言っていた。
今更ながら、この人がこんなに話す人だったとは思わなくて。ずっとなんだか私の心は驚いていた。

ガラッと扉を開けるとG君がベースを弾きながら「やあ」と言った。もう一人ギターを弾いてる人が居て「Sです…」と言われて、独特の何とも言えない空気感を感じた。
音楽をする人ってなんだか変わっているのかもしれないと直感で思った。

その人は部屋の奥の方にあったドラムに席を掛けて、ネジの様なものでドラムのチューニング?を始めた。そのあとスティックで「カッ」という音がした。

皆が、皆、音を合わせる為の準備をしていた。音と音が変に混ざったり離れたり、部屋の中が色んな「音」で充満した。変に緊張してきた。

私の後ろにある扉を開けたら外で、いつもの「日常」がそこにある。この部屋のこの温度や景色や音は、今この瞬間だけのものだ。
絶対に二度と味わう事のない1度きりの世界だ、と思うとなんだかどんどん緊張してきてギターの音が鳴るたびに私の心は部屋の中で右往左往して戻ってきた。

少し経って、G君が「やろうか」と言った。彼がスティックで「カッカッカッカッ」として、音楽が始まった。

私の心には衝撃的過ぎた。中学まではボーカルの声しか聞いてなかったので、こんなにも楽器が大事だと思わなくて…目がいつもより大きく開いた。音が大きくて耳がジンジンしたけど、なんだか心地が良かった。彼がなんどかドラムを叩きながらスティックを回しているのを見て(パフォーマンスかな)と思った。

音楽が終わって、部屋に少し余韻が残っていた。ジンジンジンと少し地面が揺れてる様にも感じた。彼らは私の反応を待っているのか、最後の弾いたポーズで固まっている。
私はこの部屋の空間が元に戻るまで待っていたかったので5分ほどこの状態のままだった。

なんだかそれも面白くて、私は笑っていた。

なぜスティックを回していたのか聞いたら、「凛として時雨」のピエール中野さんの真似だと言っていた。私は知らない名前だったため、帰って来てずっと時雨を聞いていた。





ここまでを明快に一瞬で思い出した。

たまたまTwitterでピエール中野さんのドラムの動画を見ただけで、瞬時に心は記憶へと向かいそしてすぐに戻ってくる。
普段私は考え事をしないのだけども、いつもは思い出す事の無い光景が映像として自分の心に戻って来た事に驚く。

そして、
「どこまでが本当なのか」
自分の記憶と答え合わせをするのだけど
何度考えても補正されている気もするし、本物な気もする。

脳はなんて都合が良いんだろうか

過去の記憶だけでは無く、今見えてる景色や色音、湿度、温度、何処までは信じて良いものなのだろうか。むしろ信じるとかいう以前の問題で、全て本物で全て偽物の可能性もある。

物の質感って不思議だ。
人間の肌は温かく柔らかいし、髪の毛は細くて鋭い、爪や歯や骨はとても硬い。

こんな事されてしまったら、リアル(現実)にしか思えないしリアル(現実)にしか感じる事が出来なくなってしまう。

生きるってずっとなんだかフワフワしている。

世界は時にリアリティのある証拠を突き出してくる。フィボナッチ数列の話を理科の時間に聞いた時、世界は何て上手く出来ているんだろうか、むしろ出来すぎではないかと感動した。

でも時に(どうして触れた時しか物を感じる事が出来ないのか)と思うと、この世界が映像的に見えてしまう。創造神が、私が布団に触ったり人間に触ったりした瞬間だけスイッチを押しているのでは無いかと思う。

私の感情も毎日違う。分かりやすく言えば、5分前までプリンが食べたかったのに今はラーメンが食べたいとか。

時々自分の事が分からなくなるし、分からない答えに直面した時に「私」は「私」に対してどの様な解答を出すのか期待する。

だから、
その時自分が何を考えていたか
何を見ていたか
何が好きだったのか

絵に描きたいし残したいと思う。
そして私の感性が絵に少しでも、断片的にでも表れて。皆と視覚的に繋がりたいし、私が知らない私を知って欲しいとも思う。

今日はそんな感じのブログでした🍉
需要なさそうで怖いし、言葉を文章にするのがとても苦手なので。
こうしたら良いのでは?とかあればコメントかDMなど下さい。
毎日書くかは分からないです。
そして30日以降消してしまうかもしれません🌍💦💦

では、um!ち家でした。

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