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2022年秋アニメ エピソード10選

 今年ももうすぐ終わりですな。すなわち秋アニメもフィナーレ。ってことで早速今期のエピソード10選行くぜっ!(年末進行)

・2022年10月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない(五十音順にした)
・ネタバレを含むので、見てないアニメに関しては気を付けてちょんまげ。

前期の記事↓

アキバ冥途戦争 最終話「萌えの果て」

脚本:比企能博
絵コンテ:増井壮一
演出:太田知章 佐々木勅嘉 熨斗谷充孝 橋本昌和
作画監督:宮崎司 水野紗世 鍋田香代子 大東百合恵 鈴木理沙 小野和美 酒井美佳 稲熊一 三浦菜奈
制作:P.A.WORKS

©「アキバ冥途戦争」製作委員会 

 メイドキャラで任侠物をやるというコンセプト。とても好きだが、メイドであることにギャップ受けを狙う以上の意味はあるのだろうか? 喉の奥に引っかかっていた疑問に見事応えてくれた最終回。

 Aパートではねるらちゃんとの約束を破り復讐鬼と成り果てるのかと思いきや、あくまでメイドとしてメイド戦争をするという選択。Bパートの殺意が迸る中でメイドを貫いた姿には、笑えばいいのか泣けばいいのか分からない感情に。

 エピローグの36歳のなごみで締めるのも素敵すぎる。2022ベスト最終回候補。


機動戦士ガンダム 水星の魔女 第3話 「グエルのプライド」

脚本:大河内一楼
絵コンテ:安藤良
演出:伊藤慎之助 安藤良
キャラクター作画監督:平山円 堀井久美 佐々木貴宏
メカニック作画監督:前田清明 平岡雅樹
制作:サンライズ

©創通・サンライズ・MBS

 グエルとの再戦。1話にてスレッタにフルボッコにされ、見事鼻っ柱を折られた彼が意地を見せた回。互いの力を認めあった者同士の戦いはひたすら熱かった。ああ、グエルも苦労してるんだな……と思わせることでここから彼の株が上がり続けるのも上手いシナリオ。

 水星の魔女は3話に限らず各話の引きが強かったが、上記のプロポーズのインパクトが特に強かったので、このエピソードを選んだ。(6話のエラン戦と9話のシャディク戦も良かったんだけどね)

チェンソーマン #8「銃声」

脚本:瀬古浩司
絵コンテ:御所園翔太
演出:御所園翔太 佐藤威
作画監督:新沼拓也 野田友美 伊藤公崇 
                     中山    智代
総作画監督:山﨑爽太 杉山和隆 駿
制作:MAPPA

©藤本タツキ/集英社・MAPPA

 サムライソード強襲回。何の前触れもない死、静からの動を感じさせた回。

 それにしてもね、姫パイ好きだったのよね。せっかくデンジと同盟を結んだってのに。ひたすらにつらい。

 8話のアクションはカースや幽霊の悪魔の不気味なデザインがアニメーションで更にパワーアップし、サムライソード&猿渡の得体の知れない強さも表現され、絶望感マシマシで大変素晴らしかった。


Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- 【すてっぷ④】DIYって、どこでも・いごこち・よくなるよ

脚本:筆安一幸
絵コンテ:米森雄紀
演出:米森雄紀
作画監督:米森雄紀
制作:パインジャム

©IMAGO/avex pictures・DIY!!製作委員会

 DIYはどのエピソードにするか迷ったが4話を選出。ぷりんとジョブ子の絡みがとても良い。素直になれずあだ名の通りぷりぷりしていた彼女が似た者同士故かジョブ子に対しては柔らかく優しい。ジョブ子の寂しさを慮るところがハイライト。そしてこれが後に王道のせるふぷりんへと繋がっていく。ツリーハウスがぷりんの発案で始動したことも物語上重要なポイント。


夫婦以上、恋人未満。第7話「花⽕以上、抱擁未満。

脚本:荒川稔久
絵コンテ:山元隼一
演出:内沼菜摘
作画監督:小林千鶴 乘田拓茂
制作:studioMOTHER

©2022 Yuki Kanamaru/青瞬学院

 夫婦実習というエロ漫画かのようなとんでも設定からは信じられない繊細なシナリオが飛び出した回。傷ついたあかりの涙と慰める次郎。花火を背景に2人の関係がぐっと縮まった名エピソード。

 あと女の子が泣いてるシーンてグッと来るものがあるよね。大西さんの芝居も非常に良かった。


不徳のギルド 第7話「ムリゲー/ミントアイス」

脚本:筆安一幸
絵コンテ:榊原大河
演出:榊原大河
作画監督:ごとうじゅんじ榊原大河 神田岳 岩崎令奈 清水勝祐 
     渡辺はるか 小七 王佳涵 谢雨朦
制作:ティー・エヌ・ケー

©河添太一/SQUARE ENIX・「不徳のギルド」製作委員会

 どのエピソードにするか1番迷ったかもしれない。でもやっぱりトキシッコなんだよなあ。

 ヨケグモ戦。このアニメ、ちゃんとしたバトル描写もあるのか!?と驚いたのも束の間(戦闘シーンで言うと8話も相当良かった)、トキシッコの伏線とともに語られる能力。その解呪方法には思わず新たな性癖に目覚めそうだった。


BLEACH 千年血戦篇 第6話「THE FIRE」

脚本:平松正樹
絵コンテ:田口智久
演出:斉藤えま
制作:studioぴえろ

©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ

 山爺VSユーハバッハの頂上対決がド迫力のアニメーションでで描かれた。残火の太刀かっこよすぎる。さすがにかっこよすぎて勝ったなガハハ!してたんだけどな。現実は厳しい。東西南北に対応した技はオサレポイントが高すぎたが、個人的には残火の太刀 南 火火十万億死大葬陣が一番好き。

ぼっち・ざ・ろっく #12「君に朝が降る」

脚本:吉田恵里香
絵コンテ:斎藤圭一郎
演出:斎藤圭一郎
作画監督:けろりら
制作:CloverWorks

©はまじあき/芳文社・アニプレックス

 いやーこれが1番迷った。てか8話にしようと思ってた。ラストの虹夏ちゃんのタイトル回収は強烈だし。

 8話と12話、構成は似ていてAパートがライブでBパートが日常。本当に甲乙つけがたかったが、決め手は楽曲。12話の「星座になれたら」が好き過ぎた。


 アクシデントからの喜多ちゃんのアシスト、そしてぼっちのボトルネック奏法(初めて知ったけども)、それだけで終わらずダイブのオチ付きなのも素晴らしい。

 あとBパートのギャグ、ヘドバンをくどいくらいに続けてるのがツボだった。


モブサイコ100 Ⅲ #12「告白 ~これから~」

脚本:瀬古浩司
絵コンテ:蓮井隆弘
演出:蓮井隆弘
作画監督:亀田祥倫 丹羽弘美 小柏奈弓 藤巻裕一 斉藤英子 
     吉田奏子 野間千賀子  早瀬真紀子 粟田香菜
制作:BONES

©ONE・小学館/「モブサイコ100 Ⅲ」製作委員会

 シリーズ完結ということでまさに集大成となった最終話。暴走したモブを皆で止める展開。最後はやっぱり霊幻師匠。普段が胡散臭いだけにここぞという時のかっこよさが光った。エクボが出てきたのもよし。

 恋愛面で悩めるモブ、しっかりつぼみちゃんに振られるのはそれもまた青春。つぼみちゃん、あの状況でも待っててくれるのはいい女だなあと。ラストはモブの笑顔で締める言うことなしの大団円だった。


恋愛フロップス 第6話「タマがねぇ…!! チ…チンも…」

脚本:安本了
絵コンテ:森本育郎
演出:森友宏樹
作画監督:海堂ひろゆき 武本大樹 舛舘俊秀 LAZZ
制作:パッショーネ

©LOVE FLOPS PARTNERS

 これを入れるか1番迷ったよ。あまりにバカバカしく、お下品で低俗すぎる内容。でもそれがとても好き。心から笑った。ゴムの妖精、サガミ・オカモト・デラックス。お前のことは生涯忘れない。

 恋愛フロップスの終盤の展開はあまり好みじゃないが、中盤4、5、6
話はぶっ飛んだギャグが本当に面白かった。



 1番入れたかったのはヤマノススメ最終話。次点でストーンオーシャンのサバイバー戦とヒロアカのダビダンス。秋アニメは本当に激戦だった。


 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。年内に2022年間エピソード10選も出す予定なのでよろしくお願いしますんm(_ _)m

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