ダイエットを確実に成功させる「食べる量」は?

食べる間隔をあけてインスリンを出さないようにするほかに、「食べる量」も見直そうとしています。

トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ』(ジェイソン・ファン)の本では、食べる量についてはあまり書かれてありません。

食べる量は、『下半身からやせる食べ方』(蓮水カノン)が具体的に書かれていて好きです。

この本のメソッドは、
「出せる量」に合わせて、「食べる量」を決める
という考え方です。

肥満に悩む方は、入ってくるものが過剰になっているというよりも、そもそも「出すことが苦手」でよけいなものをため込む体になっているから太っている、というケースがほとんどなのです。

著者の蓮水カノンさんは、ダイエットの指導をされている方です。18年間で述べ4,000人の方の食事・生活を指導されているとのこと。すごっ。
「こういう食生活の人は、ここを改善すると痩せる」というパターンを熟知されておられる方。この方法で本当に結果が出るかをご自身の身体でも実際に太ってみて実験をするというかなりストイックな方なんです。

どの食べ物がどこを太くするなど具体的で、読んでいて楽しいんです。

で、実際の食べる量ですが、これです。

肉・魚 100g(魚切り身1枚、刺身4切れ、生姜焼き3枚)
野菜 50g(小鉢1杯程度)
ご飯 100g(おにぎり1個)

この250gを1日のどこかで1食取り入れる。
しっかりと栄養をとって「出す力」あキープしつつ、「出せる分だけ体に入れる」というメソッドです。

野菜50gは少なく見えますが、野菜の食べ過ぎも太る原因のひとつなんだそう。
食べ過ぎると長くお腹にたまってしまい、カロリー以上に太る。
便秘にもなってしまう。

全くとらなくても、排出がうまくできないのでNG。
体にたまらず、でもしっかり体の中で便をつくることができる量、50gがおすすめの分量なんだそうです。

また、その野菜を生大根1cmにすると、酵素でしっかり便を作ることができる。(おろしがおすすめ)

そんな、少ない食事量で満足できるかなぁ、イヤだなあとも思うのですが、こうあります。

・いくら質のいい食事でも、出せる量を超えて食べてしまうと、やはり太ってしまいます。ダイエット中は、「出せる量より少なく食べる」というのが、理にかなった食べ方です。
・ダイエットしたいとき、1回の食事でこれ以上の量を食べているとやせません。
「出しにくいもの」を控え、「出しやすいもの」に変えるだけで、ダイエットは格段に成功しやすくなります。
休みの間に太った体重を減らしたい程度なら、2週間で十分です。

愛読書である『食べない人たち』(秋山佳胤、森美智代、山田鷹夫)の大好きなフレーズ。
「空腹は、快感そのもの。空腹で、体の中が空っぽになった状態がなんとも気持ちがいい。そこからさらに幸福間や自由の感覚を味わえる。」

その状態を楽しみに、「空腹は嬉しい」をブツブツ言いながら過ごしてみます!

本日の体重 48.9kg(前日比±0kg)