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妊娠中のハーブティー飲用について

植物を愛する皆様こんにちは、UMIです。
私は日頃からハーブティーをよく飲みます。だいたい20種類くらいは常備していますし、飲んだことのないものは試してみたくなるタイプです。

普段あまり飲まない方でも、ペパーミントやカモミール、ハイビスカスなどは聞いたことがあるのではないでしょうか?ハーブティーはノンカフェインのものが多く、鉄分やミネラルが豊富で抗酸化に優れたものも多いため、美容や健康に役立つアイテムですが、妊娠中やお薬を飲んでいる方は、注意が必要な物でもあるのです。

今回は、妊娠中に避けるべきハーブや、飲んでも大丈夫なもの、飲む量に気をつけた方がいいものを我が家にあるハーブを基準に紹介します。

妊娠中に飲まない方がいいハーブティは?

私が調べてわかったこととしては、子宮刺激や子宮収縮を促してしまったり、流産誘発作用、ホルモン様作用があるもの、青酸配糖体などの毒性があるものは避ける!ということでした。

子宮刺激 子宮収縮のあるもの
セントジョンズワート
ハトムギ
ホーリーバジル 
レモングラス
タイム
当帰
フィーバーフュー
ヤロー
ラズベリーリーフ(妊娠8か月以降からはOK)
セージ
レディースマントル 

ホルモン様作用があるもの
レッドクローバー
カレンデュラ
シベリアジンセン
チェストベリー
アンゼリカ

ハーブにはさまざまな成分が含まれているので、未だ未解明な部分も多くあります。なので、飲んでもいい、飲まない方がいい、たくさんは飲まない方がいい、という記述は文献や人により意見が分かれているものも多くあります。メディカルハーブの安全性ポケットブックや、ドイツコミッションE、米国ハーブ製品協会(AHPA)によって、安全基準が定められ、妊婦には禁忌とされているものは避けることが望ましいでしょう。

飲んでもいいけど量に気をつけたいハーブ

一般的な飲み方であれば、深刻な問題はないでしょうという分類です。1日に1〜2杯程度を一般的な飲み方とします。

ネトル
ヨモギ
ペパーミント
ラベンダー
ローズマリー
スギナ
オレガノ
シナモン
レモンバーム
ジャーマンカモミール

以上のハーブは、大量にのむと子宮収縮に影響したり、血圧に影響したり、神経系に作用したり、というハーブなので、神経質になる必要はないけど、さまざまな成分が含まれるハーブだからこそ、妊娠中の複雑な体に対する影響ってはっきりわからないので、あくまでも気分転換や嗜む程度にしましょうね、という分類です。

妊娠中に飲んでも大丈夫!なハーブ

いろんな文献を読み比べた結果、問題ないだろう!と私が判断した分類です。最終的な判断は、ご自身やお医者様に委ねます。

エキナセア
エルダーフラワー
ローズ
ローズヒップ
ハイビスカス
ダンデライオン
バードック
マロウ
オレンジフラワー
アイブライト
パッションフラワー
コーンフラワー
ジンジャー
ルイボス
ギンコウ
スカルキャップ
レッドグレープリーフ
リンデン
ゴツコラ

多彩なラインナップです!
この分類と、量に気をつける分類を合わせると、29種類もあります。
存分に楽しめそうですよね♪
あくまでも、ハーブティーはお薬としてではなく食事と同じように楽しむもの。ですが、中には薬に使われる様な強い作用のハーブもあるので注意が必要なんですね。同じものを大量に飲み続けることや、体の声に耳を貸さずに飲むこと、どんなハーブか知らずに飲むこと、これらは危険なのでぜひとも避けていただきたいですね。最後にシーン別おすすめブレンドのご紹介です!

シーン別おすすめブレンド

〜胃のむかつきや食欲不振に〜
ペパーミント×ハイビスカス×マロウ×ローズ
ミントの清涼感とハイビスカスのほのかな酸味、マロウで粘膜を保護しつつ、ローズで心を穏やかに♪

〜眠れない夜に〜
リンデン×オレンジフラワー×アイブライト
リンデンは最高の眠りのサポート役、オレンジフラワーの優しい香りも◉、アイブライトは疲れた目の回復を助けます。

〜ほっと一息つきたいときに〜
ラベンダー×レモンバーム×エルダーフラワー
ラベンダーやレモンバームは心に安らぎを、エルダーフラワーは体を温めつつ鎮静の働きもあるのでぽかぽかぼーっとできそうなブレンドです。


〜ちょっと風邪かな?そんな時〜
エキナセア×エルダーフラワー×バードック×ペパーミント
免疫を調整してくれるエキナセア、発汗を促すエルダーフラワー、強壮作用のあるバードック、鼻水鼻詰まりなどにスッキリ爽快ペパーミント!

他にも色々と試してみてくださいね。自分なりのアレンジや好みの味がきっとみつかりますよ。

ハーブに関しては日々研究が進められ、新しい研究結果が出ていたりもします。ポリフェノールの過剰摂取が良くないというニュースを目にしたのも、つい最近です。自分自身の体に目をむけ、食べるもの飲むもについてなんとなくでもいいので知ろうとする事、少しでも変だなと感じたらやめる事、心配なことはお医者様や専門家に聞くことが大切です。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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