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【詩】ガラスのコップ

手にしている
このガラスのコップを
床にたたきつけて割ってしまいたいという
衝動にかられました

そうして
出来た破片があなたの感情の大事なところに
突き刺さってしまえばいいのに

そこまで考えて
自分がとても恐ろしく感じたので

ガラスのコップを
いつもの食器棚の位置に戻して
何もないようなふりをしながら
お布団にもぐり込みました


20歳の躓き

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