身近に感じていた人が夢を叶えて。その人は希望を与える人。
昨日夢を叶えた人の声を聴いた。それはスタエフでお知り合いの緒方しろさん。お会いしたことはないけれど、彼女が漫画家であることは知っていた。
彼女の声をはじめて聴いたのは半年ほど前のことだったろうか。
初めての配信で飛び込んできたのは笑い声だった。
嬉しさが抑えきれない、そんな声。
言葉は笑の中にほんの少しだけ紛れ込む程度。
どうしちゃったんだろう?そう思いながら去ろうとしたけれど、なぜかもう一度その放送が聴きたくなった。
体中から湧き上がる喜びに負けちゃってるその人の声がもう一度聞きたくなった。そしてつられて笑ったわたしはすっかり幸せな気分に包まれていた。
それがしろさんとの出会いだった。
その緒方しろさんが描かれた漫画が昨日発売された。
夕方近所の書店で探してみると、あった、あった。なんと中央に平積みされていた。
あゝ、ほんとうに漫画家さんなんだと思った。
無性に嬉しかった。
漫画家さんのしろさんとは昨日がはじめまして。
わたしの知るスタエフのしろさんは実に柔らかい。
その柔らかさを感じるのは彼女の選ぶ言葉だと思う。
彼女は僅かなヒントで優しい物語を語り出す。
毎週月曜日のタロット占い。そこで彼女がめくるタロットカードから生まれる物語を聞くのがわたしは好きだ。
そのタロットには失望や悔いという文字はない。どんなカードが出ても大丈夫。彼女ならそのカードの意味を希望へと読み解く。
だから聞く側の一人一人に明るい小さな光が灯る。
言葉を届けるということは優しさなんだ、そんなことに気づけたのも彼女のタロットのお陰。
そして彼女の漫画は面白かった。思った通りだ。
夢を叶えた人に今年は何人出会えただろう。
緒方しろさん、おめでとうございます。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
※スタエフでもお話ししています。
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