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なぜ人は話すのか

わたしは今、沢山の人と会っている。直接お会いすることもあるし、オンラインでお話しすることもある。

それから、stand.fmでコラボliveもしている。

こんなコラボ配信をするようになって以降、もう何人来て下さっただろう。

今日も働く女性に、わたしのラジオの部屋へ来ていただいた。そして楽しくお喋りさせていただいた。

あっという間の1時間だった、と思ったら、軽く1時間を超えてしまっていた。

わたしの場合、だいたい初めてのお客様をお迎えするケースが多い。

失礼なことだとは思いつつも、バタバタと大忙しで動きまわっている現在、お相手の方がいったいどんな方なのか、話しはじめるまで全く情報を持たなかったりもする。

それは良くないとは思うのだけれど、一つだけ、準備なくお話しすることで互いに先入観がないため、話が何処へ転がっていくのか予測のつかないスリリングな楽しさが味わえる。

もちろん、それが嫌という方とは事前に打ち合わせさせていただく。


今日のゲストさんは、企業で四半世紀働いてこられた方で、今は個人事業主として働かれている。

今日、その方の企業勤め時代のプロフィールを一目見て、お尋ねしたいことが山盛りてんこ盛りにあることに気づいた。

なんて職歴、と驚いた!

わたしは女性の働き方は変わらなきゃいけないと思っている。

今更?

なんて笑う人がいるけれど、じゃあ、この国はいつ変わるの?と思ってしまう。

だからと言って、コラボに来ていただく方にガツガツと女性の働き方について突っ込んだ話をお尋ねしようと思っているわけじゃない。

そんなことをしたら、きっと誰もゲストとして来て下さらなくなるだろう笑。

出来ればインタビューではなく、来ていただいた方とは楽しくおしゃべりがしたいと思っている。

けれど、たとえば、今日のゲストさんとお話ししてみて思うのは、人の経験は塊で扱うこともできないし、束ねて取り扱うことも出来ないということ。

一人一人のご経験には、驚くほどの違いがある。

それでも、どんな会社で働かれていても、どんな仕事内容をされていても、お話ししていくと、誰にでも共通する出来事が隠れている。

今日もそんなエピソードをお聴きして、ああ、やっぱり、と思った。


今更女性の働き方だなんて、と考えている人は、きっと気が付いていないのだろう。

この国には、特別に女性を痛めつける働き方の環境がある。

もう改善されているでしょう?

なんて気軽に言わないでほしい。

根本的なスタイルが変わらない限り、この国の働き方は女性にかなり厳しい。

だからこそ、真面目で正義感の強い女性ほど、頑張って、折れていく。

そんな問題についてわたしはもう長く考え続けてきて、そしてようやく発信活動をはじめたばかり。

社会調査と称して、アンケート調査をしたり、インタビューをお願いしたりしてきたけれど、、、

やっぱりわたしは、人との会話でオヤ?と感じるところを丁寧に取り上げて掘り下げながら考えていきたい。

そのためにも、こうして繰り返し、色々な分野でお仕事をされている方とお話しをさせて頂きたい。

人の経験は、どんな物語にも勝るとわたしは思っている。

そして、人と話すことで、自分がどんどん変化するのを感じるのも好きだ。

こんなことができるのだもの。

SNSは凄いと思う。



※最後までお読みいただきありがとうございました。

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