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お祭りの後で、感謝を。

今年も、note最大のお祭りが終わろうとしている。

2023年10月2日からここnoteで毎日投稿を続けてきた。

今年はその過去記事を眺めて一つの作品を仕上げることが出来た。書き続けてきたことで、自分の言いたいことが見えてきた。それが昨年とは違うところだった。


母と娘という、まるで互いに体の一部のような関係に多くの女性が慰められ、守られ、育まれてきた。けれどその逆がある。いったいどれほどの女性が母との葛藤を抱えていることか。母は娘の体の一部でもある。

ただ、母と娘だけを切り取ってみても、現れるのは個人の物語だけ。

わたしの周りでは、母親の無教養ぶり、愚かさを嘆く声が幾度も聞かれた。

それでも、母の生きた時代を眺めてみると、母でさえも捉えきれていない女性の厳しい立ち位置が見えてくる。それはおそらくどの国にもない、この国独自の表に出ることのない問題だと思っている。

時代や環境から生まれる母自身が抱える葛藤や喪失感のがあったはずだ。

とはいえ、ひたすら痛めつけられた娘に母を許すべきだといいたいのではない。母を知ることで母との距離がとれるようになるかもしれない。うまく離れられるかもしれない。

いつの日か、今回のエッセーをベースに学祭的視点で日本の中に渦巻く母と娘の物語を書いてみたい。


そして、今回はスタエフからもたくさんの応援をいただいた。心に残るコメントも多数いただけた。それはこれからのわたしの執筆活動に大きな力を与えてくれる力強いメッセージだと思う。

こちらにその一部を抜粋しておきたいと思う。

読ませていただきました。
自分の母のことを思い、また娘のことを思いました。
最後は泣けました。

途中で止める事ができずに、一気に読んでしまいました。
凄い……凄いです……私、泣いてしまいました……。
凄く伝わってきて……。今、うまく言葉が出ません……。

色んなことが重なって、一気に読ませてもらい涙でいっぱいです!

胸にグッとくる素敵な言葉を紡がれていて…感動しました✨🥹✨

これまでより母を理解することができて、優しくできるようになった気がします☺️
こうやっていろいろな世代の方の考えが聞けるのは、縦の繋がりが薄れた今、とても貴重で、社会に必要なことだと思いました✨

★毒親に育てられると!色々なところで‥障害が残ります!しかも…
いくつ何十歳になっても呪縛から逃れる事が出来ない!
★千差万別とはいえ…‥共通点が多いのも確か!

子どもから見たら母なのだけど、その前に一人の人なんですよね。自分が歳を重ねてようやくそのことに気付きつつある。と同時に母としてこうあって欲しかったなという不満にも気付く😑などと考える今日この頃です

母と娘、本当に色々な形があるのだろうと思いますし、苦しんでいる方多いですよね。
私も恨みに近い怒りで気づけばいっぱいの時期がありました。
そこを超えて本当に楽になったのですが、umiさんの作品読ませて頂いて、改めて私が見ている母とは違う母の人生があるのかなと視点を頂けた感じです。この母娘のテーマは日本独特なのですね

私は今でも母が分からない、理解しようと努力しても単に美化する事しか出来ない。
触れ合うことも、語り合う事も、親子であって親子でなかった。様々な母娘の関係を見て聞いて来ました。umiさんの一文一文にハッとする事も、、、もう母親の事は考えまいと思って来たけれど、やっぱり私は母を求めている自分がいた事を気付かされました。

応援とコメント、ありがとうございました。

感謝。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※スタエフでもお話しています。

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