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誰に、どう届ける?

今日は東京都知事選の日でした。少し涼しくなってからと思い6時前に家を出ましたが、ドアを開けた途端、まるでサウナに入っているような異常な暑さでした。

今回は数名の名のある方が立候補されているということで、メディアも賑わっていました。

そして、ここ数日、耳に届いていたリアルな声がありました。それは、高校の学費無償化と、保育園無償化です。親の所得に関係なく高校は公立私立関係なく都内在住であれば無償です。こうした実績があるからでしょうか、保育園無償化の期待も大きいようです。

具体的な声が、わたしにまで聞こえてくるのが興味深かったです。


選挙はその声を誰に届けるのかがポイントだと思います。

そして、ブログも同じだと思います。ただ、書く時誰に届けるのか、ここが最も難しいことでもあると思うのです。

政治家の言葉はそこがはっきりしています。おまけに、よく言われるのが、清濁併せ呑むというフレーズです。綺麗ごとばかりでは政治は難しいというのは本当だと思います。あれほどの人が関わるのですから。水面下での動きなどが報じられますが、戦略なしには勝てないのもまた選挙だと思います。

多くの人が関わる、だからこそ、具体的な言葉が強いのだと思うのです。たとえば、少子化や子育てや介護では、わたし個人にはぼんやりとして刺さりにくいのです。

具体的な言葉を口にする人がなぜいいのかといえば、その次に、その人が行動する姿がイメージできるのだと思うのです。


さらに、表現方法も気になります。言葉を素早く届けるには、直球で少々奇抜な方がいいはずですが、強すぎる言葉は、同時に自分自身へ跳ね返ってきます。これが言葉の恐ろしさです。そして、ちょっとディスられた時、その人のお人柄が出て面白かったりします。人はどちらも、意外とちゃんと見ているものだと思ったりもします。

ですから、わたしはやはり、届けたい言葉は分かりやすく丁寧にがいいと思っています。そんな時代じゃないと笑われても、やっぱり丁寧にというのが言葉を届ける道の王道のような気がします。


これは、恐らくSNSにもいえることなのかもしれません。

今日はそんなことを思った日曜日でした。


※最後までお読みいただきありがとうございました。

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