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お喋りが人を救う
お喋りしていますか?
楽しいお喋りの効能
2023年2月21日のDaily Newsに米国大学の面白い調査報告がある。
人は誰かと会話すると気分が良くなる。反対に他人とコミュニケーションがうまく取れないと心や体の健康に影響を及ぼすという。
その研究では、一日一回楽しく会話するだけで気分を変えることが出来るし、幸福度が高まり、ストレスのレベルを下げることができるという。
その楽しいお喋り、一日一回でも十分だけれど、そうした会話を沢山した人は、より良い一日を過ごすことができるという。
具体的には、友人の話をよく聞く、人への気遣いを示す、他人の意見を尊重する、そんな時間が増えれば増えるほど一日の終わりに人は良い気分になれるという。
もちろん電話やソーシャルメディアより、会っておしゃべりする方が効果が高い。
人生の波
さて、わたしは昨年10月からstand.fmで毎日音声配信をしている。
今年はliveでの配信に切り替え、さらに今は英文記事の音読もはじめている。
これには理由があった。自分の人生に集中したかった。
実は、昨年9月末から人生がひっくり返るほどの大問題が発生した。
とはいえ還暦を過ぎて分かることがある。人生には大なり小なり波がある。変わらないものなど何もない。それは本当だ。幸せの絶頂の次には必ず次の波がくる。
そうしてわたしは次の波に打ちのめされた。
そんな時、わたしを救ってくれたのが音声配信だった。
徹子さんのように
スタエフとnoteを毎日outputし続けていると大変でしょう?といわれることがある。けれど、実はわたしはSNSに救われた。
日々厳しくなるプライベート。そんな頃、40年も続く長寿番組の徹子の部屋の黒柳徹子さんが気になりはじめた。
国宝級の司会者にだって、良い時も悪い時もあったはず。それでも彼女は毎日同じようにゲストを迎え楽しまれる。そこが実にプロなのだ。
だから黒柳徹子さんのようにいつでも同じペースで話せる人になろうと決めた。
お喋りに救われる
そのスタエフにわたしは救われた。
声を出すとは不思議なもので、どんなに暗い洞窟の中に居るような日でも、iPadの前に座ると楽しくなる。今日はどんな話題にしようと考える時だけはそのことだけに集中できる。
そしてプライベートが厳しくなるごとに、わたしは自分に負荷がかかるやり方でスタエフの動き方を変えた。
liveは緊張する。だから恐ろしく集中できる。それがいい。
やがてliveに慣れたわたしは英文の音読をはじめた。もちろんlive。これもまた思った以上に緊張する。それが気に入っている。
その間、ゲストをお迎えしてお話も聞かせていただいた。
そんなふうにおしゃべりするうちに、わたしは自分の配信に救われはじめた。笑う自分に救われた。
おかしなものだ。
おわりに
米国の研究では、一日一回楽しく会話するだけで人は気分を変え、幸福度が高まり、ストレスのレベルが下がるという。
これは本当だと思う。
幸いにもプライベートでは昨日ようやく光が見えた。
人生はいつだって海のようなもの。来る波を避けることは誰にもできない。だからこそ自分を楽しませることが大切だ。言葉を口にする、それがこれほど自分を慰めてくれるとは思いもしなかった。
明るいお喋りは人を、そして自分を救うと感じられた5ヶ月だった。
※最後までお読み頂きありがとうございました。
※スタエフでもお話しています。
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