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忙しい時に、ふと思い出す

何年ぶりだろう。

昨夜は22時代にベッドに入った。

いつも何をするでもないのに、夜型の家族に引っ張られ一緒に起きている。

ただ、ここにきてようやく日々の暮らしの見直しをはじめた。

眠りが浅くて悩んでいたけれど、それもまずまず回復。

こうしてゆったりと時間ができてくると、思い出す言葉がある。

それはプーさんの言葉。

Doing nothing often leads to the very best kind of something.

何もしないことをする。

何もしない事は、最高の結果を生む。


これは本当だと思う。

もちろん、日々ダラダラと過ごしている時にはきっとピンと来ないかもしれないけれど、日々あくせくしていると、何もしないことが、どれほど自分を開放するか気づかせてくれる。

今朝は読んでいたブログの中に、幼い子どものいるお母さんが保育園から連絡があって昨日帰られたけれど、今日は大切な商談の日、来てくれるといいな~という男性のコメントが流れてきた。

きっとその働くママさんは、何度も何度もそんなことがあるのだと思う。そんなママはきっとこんなふうになっちゃうんじゃないだろうか。

プーさんの映画の中で、プーさんが車窓から見える風景を言葉にするシーンがある。プーさんは小さな声で「赤い屋根のお家」など、目に見えるものを言葉にして一人遊びしている。たったそれだけの可愛い仕草なのだけれど、向かい合わせに座るクリストファーにはそのぶつぶつが癇に障る。

彼は重要な企画書を書いている。

ゔゔゔ、、、、うるさい

となる。

これってあるな~~と思ってしまう。

子どもが小さかった時、

そして介護中の今

自分が訳も分からないほど忙しくしている時には、そんな可愛らしいシーンさえ煩く感じる。

だからこの映画が好きだ。

人の心理を見事に表現していると思う。

ただ、保育園で預かっているお子さんが発熱したら、まずはパパに、それからママに連絡が行くようになるといいなと思う。

パパがたとえ電話に出られなくても、パパがたとえお迎えに行けなくても、それでもパパから先に連絡がいくと、パパはパパであることを思い出すことができる。

そしてママが行く。

ママが行ったらいい。

お子さんが待っているのだから。

保育園の先生は大変だと思うけど。でも、パパが忙しすぎる日本だからこそそうしてほしい。

順番はパパから。

こんな小さなことが世の中変えるのにな~と思ってしまう。


なぜわたしたちは働いているのか、

なぜその仕事が、今それほど重要なのか、

そんなことを立ち止まって考えて進むことがきっと大切なのだと思う。

プーさんは30年前も今も赤い風船が好きで、そのことを自分でも大切にしている。

そんな小さなことが実はとても大切な事なのかもしれない。

※『プーと大人になった僕』より


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※5月前半、お悩み相談室を開いています。お仕事などで誰かに聞いて欲しいと言ったことがありましたら、お気軽にお申し込みくださいね。


※お読みくださりありがとうございました。

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