マネタイズの真実って?
10日ほど前までずっと考えていたことがあった。グズグズと考えているから、人にそれを聞かれるとモゴモゴと言葉を濁してばかりいた。それが、
マネタイズはどうするの?
という質問だ。
これには昨年からずっと悩まされてきた。
大きなお世話!ではすまない。
何しろ、わたしは起業した身だ。
そして、10日ほど前、
正に自分の進路の分岐点に立った。
今年の一月から伴奏して下さっているコンサルさんに課題を頂いた。いよいよマネタイズに向けて動き出しますよ、という明確な課題が出された。
その課題を聞いて、さすがだなと感心した。
もちろん、わたしはその課題をせっせとやった。
そこではっきりとわかった。
わたしはこんなことがやりたかったんじゃない!
と。
はっきりと分かった。
もちろん、悪いのはずっと正直な気持ちを伝えられなかったわたしの方だ。
起業したら収益を上げなければならない、という決まり文句が必ずセットでついてくる。
それはもう嫌になるほどわかっている。
けれど、わたしは今はそれをやりたくない。
時間がない。
体力が持たない。
今年は、マネタイズよりも、もっとやりたいことがある。
それが自分でもはっきりわかった。
言えないまま数か月が経っていたけれど、課題に向き合ってみてよくわかった。
で、ついに告白した。
「ごめんなさい。わたしは今、マネタイズに使ってる時間がありません」
と。
その方は、あっけにとられてきょとんとされていた。
そうだよね、と思った。
けれど、そこから一生懸命説明した。
夏井いつきさんの話をした。
若い頃から、お金にならない俳句を広めるためにご苦労されながらも、動き続けてこられた方だ。
「夏井いつきさんが、今の時代に合いそうもない俳句を広めることを使命とされたように、わたしも、今はお金にならない女性の働き方を変えるための発信活動をしたいんです」
とお伝えした。
すると、コンサルさんに言われた。
「そうでしたか。やっぱり何かがあると思っていました」
と。
驚いた。
そして、その美しい方が二コリと微笑んで、
「わかりました。それであれば方向を変えていかなければいけませんね」
と言われた。
これほど親切にして頂いたコンサル契約も来月で終了する。
彼女のノルマは未達成になってしまうのだろうか。
けれど、その人は応援に回って下さるという。
ありがたい。
その日から、わたしは起業=マネタイズの呪いから抜けられた!
一年走り続けるための資金調達にも走り回り、なんとかその準備もできた。
起業したのであれば、マネタイズは当たり前だ。
けれど、わたしは今はやらなければならないことがある。
そのために走り続けてきたのだ。
必要なお金は後からついてくる
なんていうと、甘い!と言われると思う。
けれど、わたしはそんな言葉さえ振り切って進んでいきたい。
きっと結果は2,3年後にわかる。
動いてみたからこそ、確信できたのだ。
わたしは、マネタイズを遠くに置いて動いていく。そして、それを正解にしてみせる!
と思っている。
ちょっと強気かな。
けれど根拠のない確信ならいつもある。
わたしにはいつもそんなものがある。
正解は自分で作るものだと、毎度思っている。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
※5月26日、大阪で小規模な講演会を開催します。よかったらお越しくださいね。
※いつもお読みくださりありがとうございます。
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