日本が変わったと思っていたら、変わったのは自分?
最近、日本は変わった、いや日本の役所が変わった、そんな気がしていた。
近頃わたしは色々な場所に出向いて、色々とご相談させて頂いている。すると、どの方も驚くほど親切なのだ。
それだけじゃない。
電話でお話しした役所の人は、驚くほど皆さま親切なのだ。
日本は変わったな~と思っていた。
すると、わたしの電話の会話を聞いていた母が、まあ、手前味噌のような話で申し訳ないのだけれど、「あなたの聞き方はとても上手でおどいた」と言ったのだ。
その時、気づいたのだ。
「え?変わったのはわたしの方?」
と。
驚いた。
ただ、そう考えてみると、実につじつまが合う。
わたしが出かけていったり、電話でお話ししているのは、同じ役所ではない。これまで4カ所の役所の、7,8人の方とお話しをさせて頂いている。
それなのに、どの方も実に親切なのだ。
話しの終わりに、ふと思い出して質問をさせて頂いても、どなたも快く話して下さる。
自分が変わったのか。
いや、きっとそうだと思う。
人は自分の鏡というではないか。
わたしはもう1年以上、Stand.fmで配信を毎日続けている。どなたが聞かれるかわからないのがラジオだ。加えて、わたしは動ける時に配信時間を決めずにlive配信をしている。誰が聞かれているか本当に分からない。
そこなんじゃなかろうか。
毎日、緊張感を持って、10分前後の配信をする。最近はもう少し長尺になりがちだけれど。それでも、ピリリと身が引き締まるような時を日々短時間過ごしている。
それから、配信直後に自分の配信をもう一度聞く。そして必要ないところは後でつまんで切り捨てる。
そして、繋がりのある方々の配信も聞気に行く。それがスタエフのルールのようなものなのだ。
ただ、やっていることはシンプルだ。そのシンプルな繰り返しが、きっといい訓練になっていたのだ。
それは、人の話を聞く訓練。
それから、人にどうにかして自分の思いを言葉で伝えたいという訓練。
この二つの応酬を日常で普通にやっているのが、きっと電話なのだろう。
以前であれば、かなりぶっきらぼうな対応をされていた。だから私は電話が苦手だった。ところが、ここ数日、一度もそんな思いをしていない。
嘘のように皆さんお優しい。
人は自分の合わせ鏡。
話すことも、聞くことも、そして、こうして書くことも、きっと、人生のどこかで驚くほど、自分が変わっていることを感じる時があるのだろう。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
※スタエフでもお話ししています。
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