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一歩踏み出してみて思うこと


もう、元には戻れないってことがある。

数日前、これから講演活動をしたいという自分の夢を口にした。そしてnoteにもそのことを記した。

そう、わたしはそのことを秘めていた数日前の自分にはもう戻れない。


もちろん、世の中の厳しさはわかっている。だから、保険だってかけてあった。

反応がなくたっていい。自分が消えてなくなるわけじゃない。駄目ならまたシレッとしばらくしたらもう一度夢を口にしたらいいと。

そうやって、自分に保険をかけた。

するとどうだろう、ここnoteからも、スタエフからも応援のメールが届いた。こんなことってあるのだろうか。喜びより驚きの方が先に来た。自分の夢を口にして、それから、わたし一人ではできないので助けて下さいと口にした。そうしたら声が届いた。

その夜、わたしはなかなか眠れなかった。冷静だと思っていた。わたしはおおよそ冷静な人間だと思う。けれど、あの日はぜんぜん冷静じゃなかった。そうして、翌朝の散歩で左足の指がつって痛たたたとなった。そう、翌朝もわたしはまだ冷静じゃなかった。その日は仕事が最も捗らない日になった。なんだか、どこから手をつければいいのかわからない。

どんだけ本気だったんだと可笑しくなった。

可笑しくって、笑って、

可笑しくって、泣いちゃった。

きっとあの日のスタエフは一生忘れないだろう。

「夢はありますか?」というタイトルを付けてlive配信をした。

いつもなら決めたことは直ぐに口にできる。ここはもう、周りが驚くほどわたしははっきりと物事を口にできるタイプなのだ。

それなのに、自分でもおかしいほどそれが言えなかった。たまたまliveに来てくださったスタエフ仲間の方たちとたわいないお喋りを引っ張り続けた。その間、頭のどこかで、言うか、言わないか、振り子のように迷っていた。

人の夢なんて至って普通に聴ける。歌手になりたい、舞台俳優になりたい、CAになりたい、社長になりたい、皆普通に夢を言葉にする。ところが、自分の夢を口にすることがこれほど難しいとは思いもよらなかった。

言えない。

言いにくい。

笑われるからとか、笑われたらみっともないからとか、そんなことではない。自分と自分の夢がまだ離れていたのだと思う。だから、夢から遠いところにいる自分がそれを言葉にすることになんとも抵抗があった。それは強風の中、向かい風に向かって歩くように体中に強い抵抗を感じていた。

それでも、えい、や~!とそれを口にした。



そうしたら、先ほど、今のわたしにピッタリな言葉がヤフーニュースで流れてきた。

ちょっと震えた。

言葉よありがとう。

そこには、

自分の夢に向かって自信を持って進みなさい。自分の思い描いた人生を生きなさい

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー

とあった。

そうだ、わたしは自信を持っていいんだと思えた。もう3年SNSで活動したのだから、外に出たっていいんだとようやく本当にそう思えた。

そういえば、英語学習をしていた頃、まだ本物じゃないからと学び続けようとしているわたしに向かって、「ずっと勉強していたらおばあさんになっちゃうわよ」と言ってくれた人がいた。その人はわたしよりもまだまだ本物から遠い段階でもう働き始めていた。確かに、追求してもいいけれど、追及することが目的になっちゃいけない。

これからも、わたしは学びながら発信していこうと思う。

そして、そのヤフーニュースにはこんな言葉もあった。

自分を元気づける一番の方法は、誰か他の人を元気づけることだ

マーク・トウェイン

と。

これも嬉しい言葉だ。

わたしにレターを下さったあなたは、きっと元気になられたと思う。だって、わたしはこんなにも元気になれたのだから。

わたしは一人では何もできない。

この3年、SNSで発信してそのことがはっきりと分かった。そして、助けて下さいと人に言えた自分も嬉しかった。夢を口にすることは本当に難しかったけれど、助けてくださいという言葉は自然に自分の口から出た。

あゝ、自分は変われているなと思えた。わたしはnoteとスタエフで学び続けている。まだまだ伸び代があるなと思えた。

応援の言葉をくださった皆様、本当にありがとうございました。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※スタエフでもお話ししています。


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