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誰と繋がるかは自分次第

ここ2日間で、2人の方と言葉のやり取りをして感じたことについて少しお話しさせてくださいね。

わたしは、ここnoteで書き始めて5年目です。最も長く在籍しているプラットフォームになりました。この場があるからこそ、今では他のプラットホームでも落ち着いて生息できています。それほど、このnoteでは沢山の経験を積ませて頂きましたし、学ぶことも多かったと思っています。


さて、このプラットホームは治安がいいとか、悪いとか、そんなことを耳にすることがあります。

わたしの経験では、ここnoteがちょっとだけ治安が悪かった時がありましたが、今は安全だと感じています。

じゃあ、noteが変わったのかと言えば、そんなことはありません。

変わったのはわたしなのです。

そこで感じているのが、ブログを書いて最も伸びたスキルは文章力ではなく、コミュニケーション能力です。なぜなら、色々な考えを持つ人が暮らす公の場で書いているからです。

SNSでブログを書くということは、誰かと直接関わるということだと思うのです。

ですから、わたしは書くことは会話することだと思っています。

わたしがはじめてブログを書いた時、言葉がキツカッタはずです。ただ、それはわたしの性格が今よりキツカッタと言うことでもないと思うのです。問題は、書き方でした。

最初は、このnoteで、男性に随分怒られましたし、しつこくもされました。

恐らく、その人たちにとって、わたしはうるさ型のフェミニストにしか思えなかったはずです。

日本ではフェミニストは嫌われる傾向にあります。

なぜって、フェミニスト=うるさい女というイメージがあるからです。

実は、昨日、海外で暮らす方に「わたしはフェミニストではありません」と書いたところ、「社会学を学んだのならフェミニストが女性だけでなく、男性にも当てはまるのをご存知でしょう」と問われたのです。

そこで、フェミニストは煙たがられるという、日本の状況を説明したのです。


そして、今日、オンラインで男性とお話しをしました。その時、ふと思ったのです。

もしや、フェミニストのイメージは変わっているのではないかと。その男性は、わたしから見るとフェミニストです笑。

そこで、フェミニストについてどんなイメージをお持ちですかとお尋ねしてみました。

すると、フェミニスト=攻撃的でうるさい女でした。

あゝ、やっぱりそうか、と思いました。

こんな時、言葉の刷り込みって怖いなと思うのです。一度刷り込まれたイメージはなかなか消えません。

失敗もありましたが、ブログを書き始めて良かったと思うのは、正しい言葉の解釈よりも、生きた言葉を知ることができたことだと今も思っています。

言葉の力はとても強いと思うのです。言葉で古い規範を外すこともできますし、反対に、その言葉を使ったことで標的になることもあります。

SNSで治安が悪いというのは、こうした勘所が備わっていない時に起きがちです。

思えば、わたしはSNSで随分失敗してきました。その失敗のお陰で、今は分かるのです。それでも書き続けてきたことで、わたしはコミュニケーション能力が高まったのだと感じています。

強い言葉じゃなくてよかったのです。

伝えたいことがある、わたしのような人間は、ゆっくり、丁寧に、言葉を紡ぎ続けていくのが遠回りのようでも近道でした。

そう、誰と繋がるかは、結局、自分次第だったのです。


※最後までお読みいただきありがとうございました。




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