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意外に難しい習慣化のぶち壊し


一日24時間、これは誰にでも平等に与えられているけれど、これを上手に使える人と、そうではない人がいる。


わたしは…色々とやりたいことがある、いや、やりたいことが多すぎる。そのやりたいことは、従来のルーティーンに付けたされる。だから大変になる。

そして例年4月ぐらいからどんどんスピードが上がる。

気力が半端なくあるタイプ笑。

けれど体力は確実に落ちている。

ここがちゃんとわかっていない。


というわけで、22時過ぎにはPCの光を浴びないという基本のキに戻ることにした。


そしてもう一つ、食事の見直しも。

こう見えて、わりと食事に気を使う。バランスよく食べたい。栄養だって気になる。添加物など毒のように思えてしまう。

それに、これから先、生きている間に何回食事ができるかわからない、だから毎度美味しいものをいただきたい、と、食に関しては割とよくばりだ。

ただ、介護がはじまって、3度の食事が本当にしんどい。


今日、午前中、仕事をしていて、気が付くと12時。慌てて階下へ降りて冷蔵庫をのぞくと、メインになりそうなものが何もない。あるのはフルーツとサラダと昨夜の残り物だけ。

仕方なく、冷凍してあった生ウインナーソーセージを解凍して大皿に並べた。

実は母も昔から食にちょとだけ煩い。祭りで売っている食べ物などは決して買ってくれなかったタイプだ。だからランチには必ずメイン、サラダ、フルーツと3,4品をワンプレートに盛り、飲み物を用意する。

で、どうかな?と思って出した皿は、好評だった。

たかがランチなのけれど、母の楽しみは至って少ない。だからこそ忙しくてもいろいろと買ってこなければ(昼は火は使いたくない)落ち着かない。

けれど、喜んでくれた。

さらに、冷凍食品はいいのよ、という。

昔からほうれん草の冷凍は使っていたんだとのたまう。

な~んだ、そうなのかとほっとした。


そして近頃テレビで冷凍食品の解説があったという。瞬間冷凍するため、栄養価も生鮮食料品とさほど変わらず、保存料もはいっていないという。

ここなのだ。

わたしはどこか頭で食べるタイプだと思う。

こどもにアレルギーがあったからか、食べ物にはかなり保守的だ。特に保存料や余計な油などが気になって仕方ない。だからインスタントなどはほとんど口にしない。そうしたインスタントと冷凍食品がわたしの中では同列だったのだ。知らないとはこういうことだと思う。

イメージで冷凍食品はいけない食品ゾーンへ振り分けてしまっていた。

テレビよありがとう。そしてそれを観ていた母よありがとう。

頭でわかれば話は早い。


恐らく今後、冷凍食品が、ランチだけでなく、我が家の平日の夕食にもバンバン使われるだろう。とにかく早く寝たい、それだけなのだ。寝る、食べる、よく笑う、そして仕事だ!

冷凍食品最高じゃないか!と思う。

これから、我が家の洗い物とゴミが激減することは確定だ。


わたしは「これだ!」と思って始めるとずっと続くという特徴を持つ笑。

一年ほど前にピンときた、火を使わない朝食で、しらすと味付け昆布入り卵かけご飯。これが今は我が家の平日の朝の定番だ。まあ、ご飯と味噌汁とお茶だけは火を使うけれど。それでも本当に朝台所に立つ時間が短縮できた。

そう、わたしはもう十分に台所に立ってきた。

もう十分だ。

習慣をぶちこわすのは、はたから見ると滑稽かもしれない。

けれど、ここでこうして宣言をしちゃうほど、わたしにとっては、たかが食事の見直しとわられれるようなことが、実は一大革命なのだ。後ろめたさなんて感じなくてもいいの、手抜きは悪いことじゃないの、栄養もあるし保存料だって入っていないの、だから大丈夫、と、しばらくは自分にそう繰り返し呟くはずだ。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※スタエフでもお話ししています。

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