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【介護】耳をもっと自由に ウェアラブルスピーカー


クリスマスイブの昨日、母へのプレゼント↓を購入した。



補聴器紛失?

12月に入り母に思わぬ症状がでて通院が続いた。

そして先週、片側の補聴器をつけていない母に気づいた。

病院で落としたのだろうと慌てた。こんな小さな機器だというのに中古車なみび高額商品。耳に掛けるタイプのおしゃれな補聴器だけれど、軽いので落としても音もしない。要注意商品なのだ。実際マスクの着脱で何度となく知らぬ間に落としてしまっている。

ところが、「調子が悪くてね、聞こえないから外しているの」という。聞けば数日前からだという。わたしの慌ただしい様子にいい出せなかったのだろう。


耳の機能改善!

その補聴器は大学病院で数社の補聴器を貸し出してもらい使い比べて購入した品だ。

専門店のお一方いわく、「補聴器は研究開発に多額の予算がかかるんですよ。ですからいまでは日本製はほとんどないんですよ。ドイツやアメリカだと国が予算を組んでいるらしいんですがね」とのこと。

その機器には聴覚検査ででた弱い部分を補うデーターが内蔵されていて装着も簡単。今では母の暮らしになくてはならないものの一つで、お掃除したり専用の乾燥機で手入れをしたりと、割とまめに母自身が管理している。

幸いにも長期保証付きで修理は気軽にできるため、すぐに修理してもらえた。

この機器で最もありがたかったのは母がまた自力でもかなり聞き取れるようになったこと。補聴器の助けで一度は動かなくなっていた脳が動きはじめたのかな、とわたしは勝手にそんなことを思っている。


耳はフリーがいい

母と暮らすまで補聴器といえばピーピーと機械音がなるものと思い込んでいた。けれど今では一度失った聴覚を取り戻し、母は家族の会話に付いてこれる。

その補聴器の優れた点はBluetoothでテレビ音が直接耳に届くこと。ただオンオフを小まめにしなければ家中どこにいても母はテレビ音から逃げられない。

人間とは欲深いもので、近頃はそうしたちょっとした不便が気になりはじめていた。

そんな時出会ったのが先のウェアラブルな蹄鉄型スピーカー。クリスマスプレゼントに送られた方が多かったのだろうか。現在品薄でこの品のみ年内に届くとのこと。

こちらもBluetoothで耳元に音が飛んでくる。それでもこちらを装着することで母の耳は塞がれずに済む。テレビ音もそれ以外の音も補聴器で同時に拾うことができるはず。大切な耳。なるべく負担は軽い方がいい。


おわりに

聞こえることのありがたさは、母だけでなく家族も感じている。音を聞き取れるようになったことで母は自分の殻から抜け出せた。会話をはじめたことで互いが分かり合えるようになったとも思っている。

捜してみるとちょっとした困りごとがこうして解消できる時代。

実にありがたい。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※スタエフでもお話ししています。

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