カポーン♨️♨️二湯目
''ここにいると、日常はゆるやかに過ぎ去ってゆく…。道を歩くだけで通りすがりに挨拶をしたり、顔見知りと立ち話をしたり、心温かな人たちに囲まれて私の心もほぐれてゆく…''
などと言えればいいのだが、実際は毎日時間に追われて仕事している。
夜遅くの閉店後は、ゴミをまとめて裏に出し、さっと残り湯で汗を流して帰る。
夜遅い分、起きる時間もずれていく。
昼頃やっと起きて出勤し、コンビニのおにぎりひとつ齧り付いてから脱衣所の清掃に入る。
そうしている内に浴場清掃の人がやってきて、向こう