9/8(日)

6:50起床
急いで準備をして、電車に乗って川越に向かう。
今日は埼玉県立川越高等学校の文化祭、「くすのき祭」に参加する。この学校の文化祭は、とにかく規模が大きく、たくさんの人が来場するため、学校に入るだけで30分以上待つ。地元の人だけでなく、多くの人に愛されている特別な文化祭なのだ。

目玉の一つである応援部の演技発表会は圧巻だった。
団旗入場や司会の口調から、体育館は一瞬で明治時代にタイムスリップした。もはや古典だ。
白い手袋をした腕振りの残像からは少しのズレもない完璧な線を描いているのが見えた。そこにはひとつの「美」を極めた表現形態がある。しかもそれは明確な対象に向けて「届ける」ことが目的とされている。誰かを思う気持ちを形にすることはできるのだと、気づくことができた。
また機会があれば、歴史的なこの瞬間に立ち会いたいと思う。

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